入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’24年「夏」(29)

2024年07月01日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 きょうはすでに独り言は済んでいる。しかしこの狂ったような雨については呟かないではいられない。夜明け前から降り続け、牛が溺れはしないかと心配するほどの勢いと量である。伊那市にはすでに大雨警報が出ている。
 牛の様子を見るに忍び難く、部屋の中で心配し続けていたが、先程ちょっと雨脚が弱まったので囲いの牛を見にいった。そして思わず「エライ!」と言ってしまった。
 降りしきる雨の中でも、草を食む様子はいつもと変わらないのだ。少なくともそのように見えた。和牛より弱いと思っていた乳牛の勁さに感動さえした。
 問題は和牛だが、それについては明日。(7月1日記)

 降りしきる雨の中、心配していた牛たちの無事が確認できた。中断の塩場に10頭、そしてその上部にも黒い塊が見え、それが42番と26番の2頭の牛であることを確認した。
 さらに他の群れを探して急な斜面を登っていく。冬季に使う第1牧区へ通ずる凹みを登り、途中から第2牧区の一番高い丘に出る。風と雨が一緒になって襲って来る。
 そこには1頭の牛もいなかったが、それでも草原を一人だけで歩いているある種の快感、満足感が湧いてきた。

 昨日はあんな天気の中、実は午後遅くから夕暮れまで、1本CMの撮影があった。そのため、沢入りまで道路の状況確認に加えて検問の人や、今やっている道路工事の関係者とも話をしてきた。
 撮影も何度か深い霧や雨にに中断させられたが、映像的には好天である必要はなく、監督は別れ際満足そうに「いい絵が撮れました」と言ってくれた。
 きょうは、この忙しい中その件で、これから下まで行かねばならない。毎度のことながら実につまらない理由で、腹が立つ(ここで一吠えしたくなる)が、早々に済ませて戻ってくる。
 梅雨の中休み、いい天気が戻ってきた。

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 本日はこの辺で。


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