入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「秋」(58)

2023年10月30日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 季節の進み方が予想以上に早い。たった2日ばかり牧を留守にしただけなのに山径にはさらに落葉が目立ち、周囲の山の印象も変わった。一言で言えば黄色や赤系統の色が圧倒的に増えた。
 クヌギや落葉松など落葉樹があれほど膨大な量の葉を散らし、やがてそれらは腐葉土となり表土の一部になる。しかし、雪のように積もり、例えば権兵衛山の標高が変わるわけではない。
 落葉が土に変わるにまでに自然は、壮大な手間と暇をかけていることがこれからも分かる。森の匂いにも、こうした活動の結果が混じっているのだろう。

 きょうは北原のお師匠の長女と次女、その家族、そして遠照寺の住職や檀家さんが法華道の整備のために上がってくることになっている。その後連絡がなかったので気にしていたら今朝メールが入っていて、9時到着の予定だという。
 入笠周辺の法華道の草刈りは、高座岩から御所平峠の防火帯の部分を省いて、北原師が行っていた個所の大半は終わっている。何故その部分を残したかと言うと歩行には問題なく、あまり人の手を入れ過ぎない方がよいと考えたからだが、はたしてきょうここへ来る人たちはどう考えるだろうか。
 できればこの機会に、高座岩周辺の整備、特に実生から生えた落葉松の処理などを済ませておきたい。

 やはり人の手が多いと、作業の進捗も当然ながら違ってくる。総勢8人、高座岩を中心に、考えていたことをほぼ済ませることができた。
 テイ沢を下ってきたら径は急ながら北原新道を登り、高座岩を訪れ、そのまま御所平峠まで防火帯の中の山径を行くことをお勧めする。単調な林道を行くよりか、余程いい山歩きを楽しむことができるだろう。

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