入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’23年「冬」(1)

2023年01月02日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など




 謹賀新年 今年もよろしくお願いします。

 今冬は雪が多くて、年末のこの時季に車ではなく法華道を歩いて登ったのは過去16年間で初めてのことだったと思う。登り始めは雪が少なく、冬の古道を厩の平までツボ足で歩いたのも初めてであれば、牧場ではなく御所平峠を優先し、まずは北原のお師匠が建てた地蔵尊に挨拶をしたのも初めてだった。
 
 諏訪神社から林道と別れる古道の登り口まで車で入り、8時45分にそこを出発、小屋に着いたのは12時40分と約4時間、意外と時間がかかった。途中2度ほどザックの調整や、スノーシューズを履くために時間をかけ、その都度休憩したことが影響したのだろう。
 山椒小屋跡から傾斜の落ちる落葉松林の通過、そして長い単調な林道はいつもながら気合が入らない。それでも休まずにひたすら歩いた。
 5.4km、8658歩というのが携帯電話に付いている万歩計の数字だった。もう少しあるかと思ったが、まあこんなところだろう。



 上に来てきょうで3日、ずっと好天が続いている。ただし、きょうは少し風が強い。午前11時の外気温は零下1度ぐらいでそれほど寒いわけではなく、それでか77歳の婦人とお馴染の2人は元気に外へ出掛けていった。御所平くらいまでぶらぶら行くつもりのようだ。
 それにしても強い、この年配の婦人は。昨日山頂駅から雪の中を歩いて来て、きょうは小屋でゆっくりするかと思ったら真っ青な空と雪景色に誘われたらしい。雪道も散歩気分で気にならないようだ。日ごろの鍛錬、水泳の効果だろう。
 
 一人小屋に残って、箱根駅伝を見るともなく眺めていた。ただ、理由は分からないが以前のように熱狂することなく、途中でテレビを消した。
 新しい年が明けたのだから、少しはそこへ意識を持ってゆこうとして、上手くできない。こんなに何十回も新年を迎えて来たのに、やはり今年も巡行運転に乗れるまでには時間が必要だということか。

 本日はこの辺で。

 
 
コメント
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