スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ウロフ(Olov)によるコードの授業

2006-09-20 23:34:32 | 授業 楽器
ここはメインとなる先生が3人いるけど、ウロフの授業が一番ハード。

なぜって、
理由1、英語を使ってくれないから。
理由2、課題が難しい。

簡単な曲を選んでいて、曲数も他の先生みたいにどんどん進まない。
だけど、その選曲に明確な目的があって、課題とすべき内容が毎回濃い。どんな簡単な曲でもこの視点で練習すれば、高難易度の曲になってしまう。
バイオリンをやっていた時(もちろんスウェーデントラッド)と同じ壁が立ちはだかる!

今日は、体のストレッチ、指のストレッチのあと、移弦とリズムのアクセント、それからボンドポルスカ(bondpolska)の歴史と実際の弾き方についてのレッスン。
一部のポルスカは、「2拍目がここ」とはっきりしたものがなく、その場合3拍目もやや位置がずれる。要するに譜面ではあらわすことができない。
ボンドポルスカもこの類のポルスカで、さらにボンドポルスカの特徴はどう違うのかというレッスン。
(各音のダイナミックレンジと2拍目の突き上げ方が最大の特徴。)

そして、宿題の発表。
え!発表するの!? 
前回、「生録音」として掲載している曲のコードをつけてくるように、というもの。
コード理論みたいなことは考えなくていいから、お好きにどうぞって。
なので、みんなおもしろい。一人として同じコードをつけてきた人がいない。
私はというと…、「ベース音と5度の音のみ使用」というルールを理解してなくて、3度の音もとっていたので、適当にごまかして発表しませんでした。
え?卑怯って?いーじゃん!
次回からガンバル。

でも、ウロフのヴェーセン(Vasen)というバンド、アメリカに2週間コンサートに行くらしい。しばし先の話。
ん?日本公演は秋だと聞いたけどいつだ?その頃もまた、ウロフがいないってこと!?


過去の学生がつけたコードで面白いのがある、とウロフが紹介してくれたものを載せてます。(9/10の。 schottis från Härjedalen)
録音が聞けた人、曲を知っている人、このコード一度お試しあれ。

Aパート
B♭ F|G A|C G|G F|
B♭ F|G A|C G|G F|リピート
Bパート
B A|G F|G B♭|F A|
B G#|G F|B♭ F|C D|リピート

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