スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

楽器製作ミーティング!?

2006-10-14 23:56:06 | ニッケルハルパ
夜は別の友人の家でご飯をごちそうに。
人なつこい犬のような猫が出迎えてくれた(見た目じゃなくてね)。こんなに人を見て喜んで走ってきたり、じゃれて飛びかかったりする猫みたことない(爪があるから飛びかかられるとめちゃ痛い)。私たちが歩き出すと、何度も振り返りながらドアまで先導してくれた。

まだ何も具体的ではないのだけど、この友人から楽器製作の方法を習いながら実際にニッケルハルパを作ることになりそう。
エスビョン・ホグマークといって、リクスペルマン(国が演奏家に与える称号)でもあり、ニッケルハルパ製作者としてスウェーデンで一番と言って、異を唱える人はいない。値段ももちろん一番高いし、著名なプレーヤーの多くはエスビョンの楽器を使っている。

もちろん単に友人だからという理由ではなく、以前、日本語に翻訳するお手伝いをした事情もあってのことなのだが、ちょっとした問題もある。今年はエスビョンが忙しすぎて夜間の楽器製作コースが開催できないので、学校の他の習いたがっていた生徒にその辺の説明をどうやるか。週に2,3回は通わないと完成できないので、7kmの道のりをどうやって通うか。今でも十分忙しいのに両立できるか。(おそらく真っ先の犠牲はブログかも!?)

この辺を話しながらディナーのはずが(ま、予想通り)、結局全く違う話ばっかり。子供用のニッケルハルパ見せてもらったり、ヨハン・ヘディン(著名なプレーヤー。間もなく日本でコンサート。ちなみにここの学校にも講師として来てくれる予定)のCDをつまみにお酒を飲んだりしているうちに気がつくと夜の12時。
それで話が具体的にならなかったという訳。ま、そのうち。

本格的な製作ができるようになるかは別にしても、日本に帰って修理や調整が自分で出来るようになるんじゃないかと思う。一度、日本でバイオリンやさんに持って行った時、お願いした部分の修理はできたけど、その他の箇所で質問攻めにあってしまった。もしもその部分の修理を頼んでいたらきっと分からないと断られただろう。
なので私にはとっても重要なこと。早く始められたらいいな。
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