雛飾りは、ひとつだけではない。
二階への階段を利用した雛飾りもある。
こちらも、２０段を超える。
展示場所が市役所ロビーとあって、色々な照明が混在するため写真の色が安定しなかったり緑色かぶりをしているがご容赦を願いたい。
りりしいお内裏様
すまし顔のお雛様
それにしても、良くこれだけの数が集まったものだと思う。
人形は、市民からの提供であるという。
しかも、展示会場はここだけではなく、エルミという駅ビルにも展示されているという。
享保雛も展示されている。
享保といえば、三百年近く前の八代将軍吉宗のころ。
人形は、等身大とまではいかないがかなり大型。
隣の人形（画面左の端）は、お内裏様の手のひらほどの大きさです。
木目込み技法による雛人形。
人形に刻みをつけて糊を入れ、布の端を挟み込んで衣装を着ているように見せているとのことだが、素人の目にはまったく分からない。
日本一の雛壇の向うにあるポスターに気が付いた。
「ご存知ですか？ 鴻巣 日本一」と書かれている。
鴻巣には、複数の日本一があるらしい。
ポスターに、鴻巣の日本一が紹介されていた。
七つ全てを見ようとすれば、一年がかりであろう。
日本一の雛飾りを見られるのは３月６日まで。
それを見逃すと、一年間待つことになる。
（写真と文 by pokkunさん）
