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オーディオ、シアタールーム照明計画に関する考察

2015-08-11 23:47:27 | 注文住宅-オーディオルーム関連
 ホームシアターやオーディオルームの照明計画はインターネット上で転がっている事例を見ても十人十色で教科書的な照明計画すらないという魑魅魍魎な状況。
 よく理解できてないけど、過去の事例をみて、なんとなく過去の事例を見て気に入った雰囲気のものを頭に思い描いただけで打ち合わせに望んだら、見事に広げた風呂敷を畳めず撃沈。

 これに懲りて、照明計画について、その要件について改めて考えてみた。

 要件1:目に直接光が入らないこと。
 シアターにしろ、オーディオにしろ直接光が目に入ってくると画に不利なだけでなく、不快で落ち着けない。直接光が入りそうな、スポットライトや壁面照明は不利であることが多い。自分の場合南北の壁をどちらも使うので、特に気をつけないといけない。

 要件2:スクリーンに迷光を入れない。
 コントラストの低下を起こし、画質を悪化させるので迷光は避けないといけない。これはよく言われていることだが、「目を疲れにくくするために、スクリーン周りを明るくすべき」ともよく言われており、スクリーン周りにスポットライトの光が当てられることがある。スクリーン周りのスポットライトは、相当に上手く扱っても多少なりとも迷光が入ってしまう上に、迷光の分布もスクリーン内でまばらであるため、画質への悪影響が強い。スクリーン周りに当てる照明はスポットではなく間接的に明るくするの方が良いと思われる。

 要件3:手元の明かりを確保。
 リモコン操作、読書など用途に応じて調光が必要であるが、スクリーンを明るくさせないまま、手元を明るくするスポット状の光源があると不便がない。

この3要件は確実に満たしておいた方がよく、要件を満たすための照明は機能的な照明、その要件に反したり関係がなかったりする照明は装飾的な照明と解釈することにした。どこまで自分の考えが正しいかは不明だが、ある程度のことは分かってきた。

・壁面照明はけっこう眩しくなりがち
 相当うまくやらないと眩しくなってしまう。我が家の南北の壁を両方利用するスタイルでは、直接光または眩しい壁面反射光が入りやすいので無理に入れない方がよさそう。

・角度調整型のスポットライトはあまり使わない。
 シアター面に向けて角度調整すると迷光になりやすいので、無理に角度調整機能を持たせるメリットが少ない。オーディオ機器や装飾物を目立たせたい場合のみ使う感じが無難。

・出っ張った照明は不要振動のもと
 照明の外装は薄いスチール、アルミやプラスチック製なので、あんまり大掛かりだと、音質面でも質の悪い共振音の発生源として悪影響がでかねない。

こういった事情から埋め込み式のダウンライトのみを3ペア設置する方向が良いのではないかと思案中。
シアター側のペアは迷光対策やまぶしくないことを重視し照射のレンジが狭いもの。
中央部のペアはリスナーの作業しやすさを優先して、温白色で、スクリーンに影響がない程度の照射範囲のもの。
オーディオ側のペアはレンジは適度にスポット感がありつつもまぶしくない程度の電球色。

そんな感じで検討中。
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