モッチリ遅いコメの距離感

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オーディオラックの位置と高さ問題

2019-12-10 13:18:29 | オーディオ
オーディオファイルの人達はとパワーアンプ以外の機器は少しケーブルを伸ばしてスピーカーより話した位置にセッティングすることが多い。
理由は明白で、スピーカー間は音像を形成するスペースなのであまりモノをおかない方が音が良いからである。
自分でもセッティングをそれなりに試してそれは割と実感しているところではある。

ただ自分も含めて真ん中に機材を置きたい人もいるのは事実である。
その理由としては、ケーブルの取り回しが最短でできること、視覚上の対称性や音の上流から下流まで一つの視界に収めることができるルックス上の利点などがある。

結局どちらもメリットデメリットはあるが、何を一番問題にするかという考え方によって、スタイルが変わってくる。
そもそも論として本当に全く何も置いてはいけないのかということを落ち着いて考えてみる。
パワーアンプは大半の人がスピーカーの間に置いているように、床付近に背の高くない機材を多少置いてもあまりデメリットは顕在化しない。スピーカー間の耳の高さ付近の空間が音像に影響するのであって床付近はそれを担っている要素は少ない様に思われる。
それであれば上流機器もスピーカー間にセッティングはしてしまうが、なるべく機材を最小限に搾り、背を低く積んで音像に影響する部分を超えないようにする。そういう折衷的な志向でやるぶんには良いのではないか。今現在そう考えている。



その分だけ上流の機材の数は限られてくる。なのでメインではない機材は離れた所に設置するし、ネットワークプレーヤーとDACとプリアンプをハイレベルで兼ね備えた機材が欲しいのは上流の機材の数を減らして高さを減らしたいのが一番の理由であったりする。
なるべく背を低くしたいがために機材の距離が狭いことによる多少の悪影響がないとは言えないが、背を高くする方がデメリットが大きいと感じており、何を大事とするかという取捨選択をした上でそれは甘受している。



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