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モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

オールジャンルを上手く鳴らすということ

2013-07-14 07:59:27 | オーディオ
私のメインで現在鑑賞しているジャンルはクラシックで
それを上手く鳴らすことを一つの基準としてはいますが,
実際は気分に合わせてポップスやロックなど他のジャンルも聴いています.

ポップス、ロックなども概ねそこそこ綺麗に鳴るとは思うのですが、
時折、分離しすぎて破綻している、酔ったような気分になる、聴いていて気持ち悪くなる
そういう印象を感じてしまう楽曲に出会うことがあります.

生演奏が存在しない楽曲(デジタル的にミックスされて生まれる楽曲)を
最も一般的な視聴環境で良い音として聴いてもらうためには,
ある程度再生機器側でクリアネスが下がることを想定して
ソースの時点ではまだ過剰に分離された状態で収録されているケースがあるのではないかと考えます.

料理で表現するなら、煮込み料理で
消費者が煮込んで食べるために用意された食材を
私の環境では煮込みが浅く,硬く,それぞれの食材の味がうまく調和しないというような感じです.

そういったミキシング、マスタリングを否定するつもりはさらさらないですが,
私が言いたいのは,生演奏を正確に再現することを目指したシステムと
一般再生機機向けにミックスされた楽曲を上手く鳴らすシステムは両立しないのではないかということです.
どちらも上手く鳴らそうとすると,少なくとも精細さはある程度犠牲にならざるを得ないのではないかと思います.

そう考えると,セカンドシステムが単純に趣味性のものではなく,全てのジャンルの音楽を楽しむためには必要であることの合理性が説得力を帯びてくるような気がします.
精細さは重要な要素ではないとすれば一つのシステムでも可能なのかもしれませんが.

「オールジャンル上手く鳴らせる」というセールストークは純粋な褒め言葉では無いのではないかと,穿った見方をしてしまう今日この頃です.


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