モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

「音質の向上」というのがよく分からなくなる。

2020-06-02 17:38:07 | オーディオ
なにかしらの機器やセッティングや設定を弄くると、音が変化することは確かに多い。
ただその変化が良いのか悪いのかは分からないことが多いことに気付く。
理論上は明らかに良いことをしたとして、聴感上の印象で変わったとは思えるものの、
これが良い変化と感じていいのかが微妙な気分になることがしばしばある。

悪影響と言われる共振やアンプの制動の悪さから来る音のキレの悪さも、聴感上は音の厚みに聞こえることがあるし、
高域の再現性の出の悪さが聴感上が音のまろやかさ、聴き疲れのしない音に聞こえることもあるし、
過剰な初期反射音がボーカルを前に浮かび上がらせることもある。

オーディオは良い要素を細かく積み重ねて行くことで総合的によくしていくものではあるが、変わることを繰り返して果たして良くなっていくのかどうか、常に疑っていかないといけない。そんな風に思った今日この頃。別に解決策が見つかったわけでも無いのだが。
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