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オーディオファイルにとって悩ましくなる音楽ストリーミングサービス

2021-09-01 13:31:11 | オーディオ
音楽ストリーミングサービスは以前からあったが、アマゾンやAppleがハイレゾ含めたHD音源のストリーミングを値下げして以来新たな局面になりつつある。

Appleがクラシック音源に強いPrimephonicを買収したと発表。専用のクラシック音楽アプリを公開する予定という。
Primephonicとの統合により作曲者やレパートリー別の優れたブラウズ・検索機能、クラシック音楽のメタデータの詳細表示などが利用可能とのことだ。Primephonicがどのようなものかは良く知らないが、クラシックに特化しているのでそれなりに期待してよさそうだ。

クラシック音源用に現在ローカルネットワークで「作曲者→作品別→指揮者orソリスト→オーケストラ→同一のものがあればアルバム別でブラウズできるようにしているが、いかんせんメタデータの編集が大変で、楽曲を追加するにも手間が一苦労である。
ストリーミングで不満がありがちであったクラシックのブラウジングの最適化に特化したサービスがあればそれは注目に値する物であるし、そういったマニアックなところがに手が届かないイメージがあったAppleがそこを克服してくるとは意外性が高い。
クラシックのマニアックなブラウジングに対応するのだから、そういうものを求めている層にアジャストする意欲があるということなのだろう。そうであればネットワークオーディオプレーヤーに対応するなどの動きがあってもいいのかもしれない。Airplayのように参加しやすいものであれば理想的だ。

その他、Esotericなど一部のネットワークオーディオプレーヤーで対応しているTidalの日本国内でのサービス開始目前ではないかという情報もある。
オーディオ好きにはどれもサービスが本格的に良い物になってきておりどれが良いのか悩みどころではないだろうか。

オーディオファイルに向いていそうなストリーミングサービスだと
・mora qualitas:ハイレゾ込みの高音質ストリーミングサービス。排他モードあり。基本的にはPCからの出力。音質には定評あり。楽曲数は少なめ。料金やや高い。
・amazon music HD:通常プランでハイレゾや可逆圧縮を利用可能になる。デノン、マランツ、Bluesoundなどのネットワークレシーバーが対応するが完成度微妙との情報あり。楽曲数は多め。先述の理由で料金安め。
・Apple music:不可逆圧縮音源のサービスであったがハイレゾや可逆圧縮音源、空間オーディオなども提供開始。クラシックに特化したサービスも提供予定。対応機器が未知数。楽曲数多め。先述の理由で料金安め
・Tidal:ハイレゾがオプションになっているストリーミングサービス。海外でサービス運用中だが、近日日本でサービス開始予定。ネットワークプレーヤーで対応機種複数あり。楽曲数はジャンル次第?日本での価格未定だが若干高め?音質は定評あり。

このあたりで注目するといいのかなという印象

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