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モッチリ遅いコメの距離感

オーディオルーム、シアター、注文住宅などに関してのblog。

HTM4Diamond導入

2013-11-02 06:27:45 | オーディオ
海外から発注していたHTM4Diamondが到着しました.

センターだけ最新機種が導入されてしまったわけになります。
従来機種は馴染みやすい家具調ですが,最新機種はスタイリッシュなデザインです.
ターミナルが使い易いうえに,OFC製なのが好印象です.
色はピアノブラックですが,もともとフロントもミッドレンジ周りは光沢ブラックなので
ある程度の統一性は保たれています.



HTM4Sとの比較試聴ですが,
SACDサラウンドではセンターの配分はあまり多くないので,そこまで違いを感じません.
映画ではセンタースピーカーの音の配分が多く,ある程度の鳴り方の違いは感じられました.
シャープな鳴り方は現行機種に分がありますが,
旧機種でもフロントとの整合性に問題は無く,良好な音質ではあります.
映画の場合はソースが合成の繰り返された音なので
原音の忠実性をどこまでも追い求めるものでもないように感じます.
旧機種でも十分機能しているとは思いました.

リアスピーカーについて再テストしましたが,
SACDサラウンドではリアの音の配分が小さく,反響音が主です、
反響音は基本的に高音が減衰し,中低域だけが残っているので,
高域の緻密さよりも,低域の重量感があるスピーカーの方が向いている気がします.

映画では音の移動、位置を表現するときに,
メインの音がしばしばリアからも再生されます.
フロントとの統一性が必要になる鳴り方も多いです.
フロントが3wayであれば,リアも3wayに統一した方がいいように思えます.
映画の合成音の再生であれば,音の解像度が絶対的に求められるわけではないと考えられます。

今の所の暫定的なリアスピーカーに対する私見としては
現在のSignature805のように中低域の正確さを重視した2wayよりは
803S,804Sのような中高域に特別な長所はないものの,
低域の量感に優れた3wayの方が良いような気がしています.
入れ替えの計画を考えています.