かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

議会質問実る!震災対策で前進!

2012年09月21日 | 防災・安全
この一年間、区議会で繰り返し質問・求めて来た震災対策について、次々と実現・前進することになりました。

地震危険度の高い木造密集地域に
耐震補強補助上乗せ
無接道敷地対策も前進
 

「耐震補強補助を受けようと思ったけど、通路が2mないので全く受けられなかった(西新井)」「建物が密集していて倒壊や火災が心配(西新井本町4)」…
 私は3・11震災以降、この地域の声から、「古い無接道の住宅や通路が狭い建築木尾淳法不適合の建物の対策をとらないと耐震化は進まない」「地震危険度の高い木造密集地域に特別の対策を!」と、議会で繰り返し質問や要求をしてきました。
 ついに実現・前進します!
  
 震災時における家屋の倒壊危険度の高い地域について、木造住宅の耐震改修・解体除去の助成限度額を増額し、耐震化のスピードアップを図るために行います。対象地域は、下の表の木造密集地域、期間は3年間限定です。解体工事費上乗せについては、区内全地域で適用されます。


自然エネルギー活用し
区内五〇カ所の公園に
ソーラーLED照明等などで
防災対策設備整備へ
 




発災後の事象に応急的に対応するため、平成27年度末までに約50カ所の区立公園(一時集合場所)に「防災井戸」、「災害緊急トイレ」及び「ソーラーLED照明灯」を整備します。
 今年度は、平成25年度の設置工事に向け、10カ所の設計委託を実施します。

◆ 整備する公園の条件
・ 公園に接する道路に埋設されている下水道管が耐震化済み
・ 区内全域に均等に配置(概ね1km四方、徒歩15分圏内に1カ所程度)
・ より多くの区民や帰宅困難者等が利用できるよう、学校などの第一次避難所
や主要道路に比較的近い
◆ 1カ所あたりの標準的な設置器具
防災井戸1基、災害緊急トイレ4基、ソーラーLED照明灯1基、
備品倉庫1基、トイレ用テント4張、案内看板1基
※トイレは洋式で、車椅子でも利用できるようになっています



復興増税を財源にすべきではない!
 区は、これらの新たな震災対策の財源は「復興増税(足立区民1人につき500円)でまかなう」としています。
 しかし最近もNHKスペシャルで「復興増税の使い方」が批判されました。「復興」でも「被災地」でもない事業のために、「復興増税をする」やり方は問題です。
 しかも、増税しなくてもこれらの事業は実施できる財源が十分あるのです。昨年の決算剰余金などを財源とし、これらの事業のために既に20億円も予算を確保しています。
 つまり「お金があるのに『復興』を口実に増税する」のです。
 この増税議案に賛成した区議会自民・公明・民主・みんなの党の議員の責任も問われます。

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