かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

「東京を経営」って!?

2011年02月17日 | 都政
[「東京を経営」って!?
東京都知事選挙。

ワタミの社長が出馬を表明と、いっせいにマスコミで報道。

私は、それを見てTVに向かって、思わずヤジまくってしまいました。
TVでは「東京を経営」とくり返し述べ、「今の政治に必要なのは経営感覚。赤字が増えて収入より多い借金をしていることは経営感覚ならばありえない。」などと報道。

「東京を経営」って!?。東京は企業?
この人何か勘違いしていない?

東京は、日本で一番お金がある自治体。国家予算規模の予算をもち、ためこんだお金も、数兆円。すぐに使えるため込み金だけで1兆円近くもあるんですよ。小泉政権下の三位一体の改革のもと、地方は交付税の削減などで大打撃をうけましたが、この「改革」、大都市が一人勝ちできるように出来ていたんです。だから、東京は一人勝ち。お金もたくさん貯まりました。
都民の福祉やサービスを切りすてて、お金を貯めてきました。
どこかの赤字企業とは違います。

だから専門家も「東京都は『潤沢な財政をどう活用するかが課題』」といっているんですよね。

東京に足りないのは福祉の心。高齢者福祉予算は全国トップだったのに、全都最低水準まで落ち込ませて、都内の高齢者は、他県よりも苦しい思いをしているのに。数百億円あれば高齢者の医療費を無料にできるのに。

47都道府県で唯一少人数学級を拒否しているため、東京の子どもは行き届いた教育が受けられないのに

「経営感覚」で目先の目立つことばかりやられて、「経営感覚」で社会福祉・教育という地味だけどお金がかかり、一人一人を大切にする分野が切りすてられてきたのは、どこでも見られること。

それなのに、さらに「東京を経営」、企業の論理で弱肉強食社会を激化されたらたまりません。

ちなみに、日本共産党は、明るい革新都政をつくる会の出馬要請を受けた共産党の元参議院議員、小池晃さんが無所属で出馬することを受諾した中、小池さんを推薦しています。

東京の明るい明日を開きたいですね。

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