かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

父の急死

2012年02月27日 | ひとりごと
2日前のの夜に、同居していた父が急死しました。
元気にデイサービスから帰ってきて、機嫌よくほんの一杯ビールを飲んで、「明日は爪も切って顔もきれいにしようね」って母と話して、ベッドに入って2時間弱のことでした。
長年のパーキンソン病との闘病生活の末の最期でした。闘病生活33年でした。
自宅で死を迎えられたこと、苦しまなかったであろうことがせめてもの救いでした。

でもいなくなると、あんなに大変だった父と同居しての介護の苦労なんて忘れて、どんなに大変でももっと長生きしてほしかった、いつも居るところにいないことの辛さがじわじわと…
「長い間頑張ったね、ご苦労様」と私にたくさんの方から声もいただきましたが、苦しくても生きていてくれる方がうれしい。

そんな中で、今日私は議会の総務委員会でした。時間があれば考えてしまう父のことを追いやっての委員会でした。
「えっ。今日出席しているの?」と思われた幹部職員もいたと聞きましたが、大事な区民の付託を受けた職務としての場、そこはいろいろな想いを閉じ込めて委員会にのぞみました。
明後日の本会議には、おそらく議場で討論をするのは私だけ。よりによって何で?私なの?とも複雑な心境ですが、巡りあわせです。こんな時位、自宅に帰ってきた父によりそっていたい、父本人や世話になった方、お悔やみを述べてくれた多くの人のお心に感謝して静かにしていたい、そんな想いとはうらはらに、補正予算の反対討論、予算委員会の質問と続きます。
喪主は母。でも高齢で耳が遠くなっている中、長女の私が踏ん張らなければなりません。
議会では、一年で一番忙しい時期を迎え、忙しい役割をこなさなければならない時。そして週末に通夜と告別式をすることになりました。

お父さん、がんばるからね。見ていてね。しっかりとお父さんを見送るからね。そしていつまでも心の中で生きているんだからね。
そして ありがとう。私に生を授けてくれて。愛してくれて。大事に育ててくれて。ホントにありがとう。