かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

認可保育園増設「拒否」から、区がついに舵を切る!

2012年02月01日 | 教育・子ども
子ども施策特別委員会は子どもを抱いたママでいっぱい
 委員会には区民から「認可保育園をつくって!」と切実な要望の陳情が提出されています。
 毎回の委員会は子どもをつれてのパパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃんがつめかけ、署名も次々に追加されています。

区答弁「待機児解消は無認可の小規模保育所などで」
 日本共産党は一貫して「待機児の解消は認可保育園の増設を柱にすべき」とくりかえし要望してきました。
 これに対する区の答弁は他区と違い「待機児解消は認可保育園ではなく小規模保育室など認可外で対応する」と壊れたテープレコーダーのようにくりかえしの答弁でした。

ねばり強い区民の運動が区政を動かす!
 1月20日、子ども施策特別委員会で「認可保育園の増設を求める陳情」の審議の中で、これまでかたくなに拒否し続けていた認可保育園の増設について子ども家庭部長が保育園(認可も含む)を増設する意向を答弁しました。

千住、梅田、綾瀬の三ヵ所を予定
 区は「保育需要、待機児の状況を調査したところ一定の地域でまとまった需要があることがわかり対応することにした」と答弁し、新年度当初予算案に盛り込むとの内容で、
開設時期は来年4月を目指すとしています。

認可保育園をもっともっと増やしてほしい
 日本共産党は、代表質問や一般質問(本会議)や予算・決算特別委員会、委員会、申し入れなどあらゆる機会に「待機児解消は認可保育園の増設を柱にすべき」と求めてきました。

写真は昨年9月に本会議場で、代表質問の再質問を行い、区に迫っているところです。
このたびの委員会での「認可保育園の増設検討」という区の答弁はこれまでになかったもので切実な願いの一部が実現することです。
 しかし、傍聴していた方からは「私たちの願いは認可保育園に入園させてほしいと願うすべての子どもたちを受け入れてほしいということ」と話しています。

各党が予算要望で「待機児解消を」といいますが・・・
 足立区議会だよりの各党の予算要望をみると、公明党・民主党・みんなの党がそろって「保育園の待機児解消を」と要望していますが「認可保育園の増設」はいいません。
 議会の議事録をみて頂くとわかりますが公明党は「小規模保育園(無認可・ゼロ歳から3歳未満が対象・短時間保育)の増設」民主党は「保育ママの増員」を主張するだけです。自民党議員は区が認可保育園建設にかじを切ったことをブログで批判しています。

日本共産党の議席の値打ちが光る

写真は、保育園の増設を申し入れているところです!

 「子どもたちを安心して預けられ、安心して働ける環境を」「入れる保育園を増やして!」との当たり前の願いを議会に届けてきたのは日本共産党の議員だけでした。この議席の値打ちを痛感するとともに、ひきつづき力をつくす決意です。