かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

保育園に入れない!1578人も不承諾!

2011年02月18日 | 教育・子ども
保育園に入れない!1578人も不承諾!

 新年度の認可保育園入所申請の結果が発表になり、足立全体で1578人以上が不承諾になる(第一次)という、前代未聞の事態にあることが明らかになりました。

西新井駅周辺地域
夫婦共働きでも入れない深刻な事態に

 特に西新井駅周辺地域は、大規模開発による人口増の影響か、夫婦共働きでも第3希望まで全て入れないなど、深刻な状況です。駅前のきらきら保育園は9名の0才児募集に45名が殺到。駅前に移転予定のいずみ保育園も8名定員に26名が申し込んでいます。
 保育課の窓口にはお母さん達が殺到し、泣き出す方も。「これでは仕事に復帰もできないし、働きたい区民を区が働かせて貰えなくしている」「生活が行政によって脅かされている」「認可外の認証保育所も9軒回った。認証保育所すら足りていない」。一つ一つの言葉が胸に響きます。
 私も思わずもらい泣きしてしまいました。

別の日には、母子家庭で子どもが2人いるお母さん。
やっぱり入れませんでした。
「半年の辛抱と思って4万円もかかる認証保育所に預けてきた」「やっとフルで働けるところに就いたのに子どもが具合が悪いなどで『休みが多いからダメ』といわれてやめさせられて、今は短時間の勤務に」「もっと働きたいのに働けない。お上から『働かないで税金で面倒を見てもらえばいい』といわれているみたい」
相談者と二人で泣いてしまいました。

一人ひとりの話を聞き、相談を受けると、その心の痛みを感じて、保育園建設を拒否している区が「どれだけのお母さん達を子どもを苦しめているか」を感じで、何だか毎日のように、涙しています。


 他区に比べて認可保育園の整備率が10%も少ないのに、「0才は家庭で」などという自民党などに支えられる足立区が、認可保育園建設を拒否続けてきた責任は重大です。待機児解消といいながら、保育ママなど認可外の施策しか求めず、タダの一言も認可保育園増設を求めない他党の態度にも怒りを感じます。

認可保育園増設と緊急対策を
求めてがんばります

 私は、区議会の子ども施策調査特別委員会で、認可保育園を増やすことが必要と強く求めています。今度の代表質問でも、保育園建設と緊急対策を求めてがんばります。