肥薩おれんじ鉄道の最終回です。
日奈久駅を出発して、肥後高田駅、八代駅へと向かいます。
あくまでも車両の先頭に立って見える景色のみで構成しましたのて、海側に座った時の景色と、山側に座った時の景色も違いがあって楽しめます。
個人的には好んで海側に座りますが。
肥薩おれんじ鉄道の初代社長の古木圭介さん曰く、「不知火海の景色は、ハワイの景色よりも綺麗です。」私もそう思います。
夕陽は水平線ではなく、鹿児島県の長島や天草の島々に沈んでいきますが、島々の稜線に沈んでいく夕陽の景色は、最高だと思います。
この景色は数百年経っても変わらない、大切なこの地域の大切な財産だと思います。
肥薩おれんじ鉄道の運転士さんのお話だと、今年だけで450件以上の鹿との事故が、八代薩摩川内間であって、夜の運転は怖いって仰られていました。
芦北の平生踏切でも鹿が死んでいる事がありましたが、鹿ってライトが当たってもすぐには逃げないので、事故になるのだと思います。
停車中にお話して頂き、参考になりました。
それでは車窓からの景色です。
たぶん渋柿だと思いますが、秋らしい景色です。
肥後高田駅。
この区間の1番好きな景色がこの球磨川に架かる鉄橋です。
鉄橋を渡りきると、麓トンネルを通ります。
今は通っていないJR九州の肥薩線の線路と並行しますが、今は走っていないので、錆が出てきていました。
八代駅へ到着しました。
乗り換えの熊本方面行きが2番ホームに待っていました。