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ドリカム主演映画『amoretto』

2005-01-09 | movie/劇場公開作品
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試写の手伝いの後、せっかく休みに外に出たので
渋谷シネマライズでドリカムの二人の映画『アマレット』を観てきました。
連休ということもあって、レイトショーなのにかなり早くに開場待ちの人の列が出来てました。ほとんど筋金入りのドリカムファンという感じ。
子連れの家族も何組かいたりして…ドリが青春だった人はもうそんな世代なのかぁ。
男性一人で来ている方も意外といました。
それではストーリーと多少ネタバレを。

ドリのふたりが「ドリカム、のそっくりさん」のアマチュアデュオ「アマレット」を演じていて、
ライブの赤字を作っては、そっくりさんとして地方の営業まわりをしてるんだけど、
本当は自分たちの曲で売れたがっているんですよ。
そこに、別々にやってくるプロへのスカウト。彼らはお互いに想いながらも、
別れて自分の夢を叶えることを選ぶのか、
それとも、チャンスを捨てて二人でプロを目指すのか…という筋です。

これだけ聞くと、ありがちだなぁと思うし、実際物足りない感がなくもないのですが、
なんだか観終わった後に暖かい気持ちになりました。
それは好きなドリカムが出ているということ以上に、
「アマレット」の二人の決断が、とても共感できるためだと思うのです。

私がすみれちゃんなら、戻っていたかも知れない。
でも、私が脚本家だったら戻したりしないと思う。そのへんが妙に響きあって。
それに中村さん演じる康夫が激しく好みです(笑)。
全然笑えないこと言ってふざけてるようで、
実はそれは気を使っていたり愛情や寂しさの裏返しだったり。
弱いんだ、そういうひと!
もともと小学生の頃、中村さんのお嫁さんになる夢を抱いていた私ですが(笑)、
今度は康夫のお嫁さんになりたいぞ!

一番好きな場面はもちろん夜のホームのところ!
みーさまが演技巧くて泣かせるんだ!
普段も演技してるのか?と思えるくらい自然で、
観ていてスクリーンに引きずり込まれちゃう。また泣いちゃったよ…。
台詞もとっても心に響く。
そして電車放り込み&雪。
あのシーンあってのこの映画だなぁ。

主題歌の「ラブレター」は初めて聴いた時「私の歌じゃん!」と思ったのですが
(歌詞が…)、だからこそ映画にも共感出来るのかもしれない。
歌は、いろんな物語を代弁してくれる…改めてそれに気付かされました。

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