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9度目の渡英〜初めてのエリザベスライン

2023-06-12 | 2023年、ロンドンの旅

■2023年6月4日■

およそ4年ぶりのロンドン旅行。
数日前からグアムに大きな被害をもたらした台風マーワーが本州に近づいていて、
雨雲レーダーを確認しながら気が気じゃない毎日を過ごしていました。
これまで天候の影響で欠航が危ぶまれた経験がなかったので、
念の為旅行会社へ欠航の場合の対処なども確認。

しかし、なんとか出発の日の前日には温帯低気圧に変わってくれて、
良い天気の中、空港に向かうことが出来ました。

今回は直行便ではなく香港経由の乗り継ぎ便を利用するため、
夕方に羽田を出発して、翌日の早朝にヒースローへ到着する予定。
実は元々は早朝出発の夜到着のはずだったのですが変更があり、
仕方なくこの日程で出発することになったのでした。

この日、セキュリティが1つしか開いていないためか、妙に混雑していました。
自動窓口でタグを発行し、荷物のチェックインを済ませた後、両替所で円をポンドに替えて慌てて列へ。
でも並び始めてからどうやら顔認証登録していればファストパスのように短縮された列に並ぶことが出来たらしく、
気づいた時には列が進んでいたために戻ることも出来なかった。
もっとわかりやすく告知してくれていればね…

まずはキャセイ・パシフィックで香港までおよそ4時間半の旅。
初めてロンドンに行った時には北京経由で行ったけれど、香港は初めて。

この便は空いていて、隣のカップルが他の席に移動してくれたおかげで、
3席の列を一人でゆったり過ごせました。

仕事の同僚からキャセイ・パシフィックは機内食が美味しいと聞いていたので、
機内食チェックは、旅の始まりの最初の楽しみでした。

まずはピーナッツと飲み物(デジカメ使うの久しぶりなのでブレブレで失礼)。

香港までの機内食はビーフを選択。なんとすき焼き風!
サイドはハムとコーンのサラダ、アイスはハーゲンダッツ
いつもはカチカチであまり食べる気がしないパンも美味しくいただけました。
フォークやナイフがプラスチックじゃないのは珍しい。

そしてまだ明るいうちに香港に到着。

乗り継ぎ時間は余裕がありましたが、初めての空港なので早めに再度のセキュリティチェックを済ませ、
ゲートが決まるまではベンチでネットの情報を見ていました。

ところが出発時間が30分ほど遅れるとアナウンスが
羽田から香港が遅れるなら焦ってしまうけど、早朝に到着予定のロンドン行きが遅れるのは私に取っては好都合。

飛行機に乗り込むと、今度は男性二人が同じ列で、
間に入るように私の席だったので、通路側の男性に席を替わってもらいました。
(帰りも同じようなことが起こったんだけど、どういう席の振り方されてるんだろうな…)

ロンドンまでの1回目の機内食はトマトパスタでサイドはツナとポテトのサラダ
そしてこのョコアイスが美味しかったー!! アイスというよりムースみたいな食感!

2回目(朝食)は鶏の焼きそばフルーツ
香港の航空会社ということもあって中華も美味しい。

この飛行機では前に乗っていた女性がシートを勢いよく倒してきて不快でした…
ちょっとずつ倒してくるならともかく、ガッターン!って感じで、
どんな人間なんだ?ってついマジマジと覗いてしまった。
自分が席を起こしている状態だと膝が前の椅子にくっついてしまう状態。
膝に問題を抱えている私にとっては最悪この上ない。
私も席を倒せばいいだけの話だけど、私自身はまだ照明の明るい時間に倒し切りたくないし…
この時の経験が帰りの飛行機で席を選ぶ際の学びになりましたね。

狭苦しい思いをしながら12時間以上かけてようやくロンドンに到着。

入国審査は顔認証、スタンプなしでスムースに通過。
この時ばかりは最強パスポートのありがたみを感じる。

さて、地下鉄の駅でオイスターカードにトップアップ(チャージ)をして(10年以上に買ったカードだけどまだ使える!
ホテルまでは2022年に開通したエリザベスラインで移動!初体験だ!
どうやらヒースローエキスプレスと同じホームを利用しているみたいです。

新しい路線だから車両も新品!
ボックス席もあるし、ピカデリーラインのように、座る部分を倒せるタイプの座席も。
そしてヒースローからエリザベスラインで真っ直ぐトッテナムコートロード駅へと向かいます。

駅を出るとすぐ目の前にこの日観劇する予定の@sohoplaceが!
こちらも2022年に新しく出来たばかりの劇場です。留学時代はこの辺はまだ工事中だったんだよなー。

いつもは人でごった返しているオックスフォード・ストリートでも、月曜の朝7時半は人もまばら。
ひんやりとした空気の中、この日の宿泊先に向かいます。
長旅の目が醒めるようなゴージャスなホテルです!

今まではホステルやAirBnBを利用していましたが、今回の旅は仕事の関係もあってホテルを利用。
観劇とはまた別の、もう一つの旅の目的でもあります。
ここはオックスフォード・ストリートにすぐ出られるし、
南に向かえばソーホーを通ってレスタースクエアにも出られて最高の立地。

チェックインにはまだ早い時間なので、荷物だけでも預けようとフロントに相談。
乗り継ぎ便でやっと辿り着いたと話すと、
長旅で疲れているだろうから部屋の準備が出来次第ショートメールで連絡してくれるとのこと。
ありがたい! さすが高級ホテル!
でも考えてみたら今回の旅ではモバイル通信をなるべく使わない予定だったので、
電話番号ではなくメールアドレスで連絡してもらうようお願いしておきました。

チェックインの連絡が来るまで、ロンTとパーカーだとちょっと冷えるので、
今後のためにまず防寒のための買い物へ。

ほとんど10時オープンの店が多い中、マップをチェックすると
留学中にもだいぶお世話になったアウトレットの店、TKmaxxが9時からオープンしている!
渡英したらまた行きたいと思ってたし、ちょうどいいタイミング!

ここで革ジャンスカーフを選びました。
留学中にもマーケットで中古の革ジャンを買ったのですが、
帰国する頃にはボロボロになってしまったので、まだロンドンで革ジャンが買いたかったのです。
そして初めて英国にきた時に動物柄のスカーフを買ったのを思い出して、初心を思い出す意味も込めて購入。
あの頃はタグを切ってもらうお願いをするにも辞書で調べてから訊いていたものです。

チャールズ3世の戴冠式が5月に行われたばかりで道にはユニオンフラッグが掲げられています。
とてもロンドンらしい景色だけど、まだまだ実感が湧かず。

買い物の後は、再開発された元バタシー発電所へと向かいます。

 

続く…

 

 

 


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