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日本漫画映画の全貌

2004-08-11 | diary

夏休み最後の日。
東京現代美術館で開催されている「日本漫画映画の全貌」を見に行きました。

企画展を見に行く前に、映像ギャラリーで上映されている「白蛇伝」を見たのですが、
ディズニー映画(「白雪姫」あたりの)を彷彿とさせる、画の緩やかな動きが印象的でした。

当時の東映の課長さんがいらして、当時の制作現場の様子などのお話をしていかれて、
公開時はまだアニメの中に登場するパンダが日本人には馴染みのない動物で、
見た人たちは架空の動物だと信じていたらしいのですが、
リアルタイムでこのアニメを見た母に「パンダが出てきたの、覚えてる?」と訊くと
「わかんない」と首を傾げてました。
見終わった後も「こんな映画だったんだ」と、感心していたり。
本当に見たのでしょうか。

企画展の方もとても興味深く、
戦前~戦後のアニメーションの滑稽さ、面白さ、繊細さを感じ取ることが出来て、
本当に1000円じゃ安いくらい。
特に印象的だったのは森康二さんのキャラクターシートなどなど…。
気持ちがいい絵っていうのは、人の美意識に近い線をしているからだと思うのですが、
たぶん森さんの書く絵は純粋な心を打つ線をしてるんだと思います。
絵の知識があるわけではないけど、そう感じます。

そして、宮崎駿の映画。これは仕方ない、自分の育ったアニメだから。
イメージボードを見るだけで涙の出るような思い。
「カリオストロの城」の城下町の基本設定なんてもう、それだけで想像が膨らみそう。
楽しかったなぁ。

帰りは母とゆっくり駅まで歩いて買い物して帰宅。
短いようでいい時間を過ごせた夏休みだった…!

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