
海外で一番有名な日本の作家『村上春樹』。
毎年、今年こそノーベル文学賞受賞と騒がれる作家『村上春樹』。
新作が発売になると深夜から行列ができると言われる作家『村上春樹』。
なのに私は1冊も『村上春樹』の本を読んだことがない。
※(読み上げたことがない)
2~3ヶ月前、私の知り合いの方が大分合同新聞の『灯』の欄に
「村上春樹の本を読み始めたら面白くて嵌ってしまった。」というような事を
書かれていた。
それに触発されて読んでみることにした。
娘に「今から村上春樹に初チャレンジ!」と言うと
「お母さん、前に村上春樹を読んだことあるじゃないの。本棚に村上春樹の
『ノルウェーの森』があったよ」と言う。
思い出した。『ノルウェーの森』が世間で騒がれた時、ミーハーなので
私も『ノルウェーの森』の上巻だけ買った。
しかし、その時、カタカナ語が多すぎて早々に挫折して
下巻をまとめて買わなくて良かったと思ったことを・・・。
まずは長編は避けるべし。なるべく簡単な読みやすいものから・・・
ということでデビュー作の『風の歌を聴け』をネット注文してみた。
本が届いて一安心。文庫本が厚くなかった。
本を読み始める前に『村上春樹』についてほとんど何も知らないので調べてみた。
私と同学年だった。それだけでちょっと親しみを感じ読む意欲がわいてきた。
『風の歌を聴け』は1970年の8月8日に始まり8月26日に終わる、
つまり『僕』が大学の夏休みに生まれ育った『街』に帰り
その間の出来事、人間模様などが書かれていた。
「大体この本の内容が理解できた」とは、とても言えないが
思っていたより読みやすい本だった。
育った時代が同じだから、なんだか親しみを感じ、理解できる箇所もあった。
『村上春樹』の本は『難しそう』というイメージがあり敬遠していたが、
またチャレンジしてみようと思う。
面白かった!