あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

『村上春樹』にチャレンジ

2016年12月04日 | 読書

 

海外で一番有名な日本の作家『村上春樹』。

毎年、今年こそノーベル文学賞受賞と騒がれる作家『村上春樹』。

新作が発売になると深夜から行列ができると言われる作家『村上春樹』。

なのに私は1冊も『村上春樹』の本を読んだことがない。

※(読み上げたことがない)

 

2~3ヶ月前、私の知り合いの方が大分合同新聞の『灯』の欄に

「村上春樹の本を読み始めたら面白くて嵌ってしまった。」というような事を

書かれていた。

それに触発されて読んでみることにした。

娘に「今から村上春樹に初チャレンジ!」と言うと

「お母さん、前に村上春樹を読んだことあるじゃないの。本棚に村上春樹の

『ノルウェーの森』があったよ」と言う。

思い出した。『ノルウェーの森』が世間で騒がれた時、ミーハーなので

私も『ノルウェーの森』の上巻だけ買った。

しかし、その時、カタカナ語が多すぎて早々に挫折して

下巻をまとめて買わなくて良かったと思ったことを・・・。

 

 まずは長編は避けるべし。なるべく簡単な読みやすいものから・・・

ということでデビュー作の『風の歌を聴け』をネット注文してみた。

本が届いて一安心。文庫本が厚くなかった。

本を読み始める前に『村上春樹』についてほとんど何も知らないので調べてみた。

私と同学年だった。それだけでちょっと親しみを感じ読む意欲がわいてきた。

『風の歌を聴け』は1970年の8月8日に始まり8月26日に終わる、

つまり『僕』が大学の夏休みに生まれ育った『街』に帰り

その間の出来事、人間模様などが書かれていた。

「大体この本の内容が理解できた」とは、とても言えないが

思っていたより読みやすい本だった。

育った時代が同じだから、なんだか親しみを感じ、理解できる箇所もあった。

 

『村上春樹』の本は『難しそう』というイメージがあり敬遠していたが、

またチャレンジしてみようと思う。

面白かった!