娘が昨日から県外に出かけているので、犬のフクのお世話と息子の弁当作り係りを数日間担当することになった。
犬のフクは、アレルギー対応の高価なドッグフードを嫌がって食べようとしない。
ドッグフードをお湯でふやかしてあげるが、見向きもしない。
何とか食べさせなければ・・・。
一粒一粒、手に取ってフクの口元に運んで食べさせることにした。
数粒食べて、好みじゃないので去って行こうとする。
それで、ご機嫌をとり、だましだまし食べさせ作戦。
一粒一粒、フクの気を引くことを言って食べさせる。
「ねこー」と言っては一粒。「ちとせばあちゃーん」と言っては一粒。
「わんわーん」。「にゃーおん」「おぐらさーん(フクが好きな近所の美人の奥さん)」「みっこねーちゃーん」「るなちゃーん」
フクが関心がありそうなことばを次々言いながら食べさせる。
関心がない言葉を続けると食べるのを止めるので、次は何を言おうかとあれこれ考えながら興味を引くようにして食べさせる。
食べさせるのに夢中になっていたら、息子がいつの間にか帰ってきていて、私の突拍子の無い食べさせ方を見て「いつもそんなことしてるの?」とゲラゲラ笑う。
こうやってだましだまし食べさせ、ついに完食。作戦成功!
夫は今日は姉の家の農業の手伝い。トウモロコシなど植えたそうだ。
夕方二人でタケノコ掘り。(私はいつもタケノコ見つけ係り)
ちょっと行かない間にタケノコが伸びすぎていて、夫、10本以上その場に切り倒す。もったいないなー。
話は変わるが先日電話で私の弟が「兄さんはタケノコ作りが上手」と言った。
私が「タケノコ作りが上手とかあるの?タケノコは放っておけば一人で生えるのに・・・」と言うと
「タケノコ山は竹が密生していたらタケノコが生えなくなる。空間を作っておくように管理してないといけない。田舎育ちなのにそんなことも知らないと恥ずかしいよ」と言われた。
へー。そういうことがあるのか。知らなかった。
・・・ということで、今日、夫がタケノコを次々に切って捨てた意味が理解できた。
竹に育ってから切り倒すのは大変だが今のうちなら簡単だ。
しかし、もったいない。もう少し早く来て食べごろのタケノコを掘るべきだった。
丁度食べごろのタケノコもだいぶあったのでまずは良かった。