あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

小学生の娘

2014年04月28日 | 掃除・整頓

 

家の中の物には定位置を与えないといけない。

しかし新参者の「カメラ」と「ウイッグ」にはまだ定位置を与えていなかった。

家に来てもう1カ月以上たったのだからそろそろ定位置を確保してやらなければ・・・。

だが、どこもここも古参のものが占拠していて隙間が無い。

思案して見つけた空間に、この箱が置かれていた。

娘が小学生の時に彫刻刀で削って作ったオルゴール。

何が彫られているのか?向きはどっち向きに見ればよいのか?くるくる回してみるがすぐには分からなかった。

おそらくこの向きに見ればよいのだろう?朝顔を彫っているのか?いや、どうも瓢箪のようだ。

どんな曲が入っているのだろう。ねじを回すと「ぽろろ~ん」と鳴った。

もう少し強くねじを巻いたら曲が流れた。

♪海よりもー美しい愛があるのをー教えてくれたのはあなたー♪

「ある愛の詩」のメロディーだった。

小学生の娘からの未来に対するメッセージのような気がして少し感傷的になりながらオルゴールを聴いた。

(※このオルゴールは娘の部屋に置いてもらうことにし、そこにウイッグを置くことにした。新しく買ったカメラの定位置はまだ決まらない。先輩カメラも魅力があって引退させるにはまだ早く、そう簡単には席を空けられない)