あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

最近の私の精神状態

2014年01月13日 | 日記
ややふっくらとして楽天的と思えるほど陽気だった母が、今はすっかりやせ細って以前の面影も失せて横たわっている。
そういう母を目の当たりにすると、人はこうやって老いて終末期を迎えて行くのだということを嫌と言うほど感じる。
そしてそう遠くない将来、こういう事態が我が身にもおこるであろうと推察したりする。

そういうことなどあってか?、それとも私の性分なのか?最近気持ちがせっかちになっていて落ち着かない。
夫が好きだった番組の司会者だった『やしきたかじん』さん、64歳でご逝去、先日亡くなった夫の同級生の奥さん(娘の同級生のお母さん)は65歳・・・
我が夫はもう71歳。あと何年、元気でいられるだろうか?
『死は前から迫ってこない。突然、肩を叩かれて振り向いたらそこに死が(迫って)きている』・・・
このような事を聞いたことがある。
私だっていつこのような状況に置かれるかもしれない。

こんな精神状態なので、なるべく課題を片づけてしまいたいと思ったりする。

他人に貸してもう何年も入金が滞っている土地の件、(早く返してもらわなくては・・・)
我が家のすぐ前の土地の件(ここに家が建ったら日当たりや展望が遮られる。この土地とうちの他の土地と交換してもらわなくては・・・)
思い始めたら次々と課題が見つかり、気持ちが焦って落ち着かない。

きっと鏡でじっくり自分の顔を見てみると『穏やかさの無い嫌な顔をしているだろう』と自分で思う。
そう言えば、この頃ろくに自分の顔を鏡で見ていない気がする。(ただ事務的にお化粧はしているが・・・。)

こんな精神状態の私からテレパシーを受け取ったのか昨日、友人が電話をくれた。
その友は私の人生のアドバイザー。「大丈夫、大丈夫、あなたは守られているから何にも心配しなくてよいよ」と占いもできる友は言ってくれる。
「家族もみんな良い人に囲まれてあなたは幸せ者。みんな穏やかで優しい。○○ちゃん(娘)は素晴らしい人よ。何も心配いらない。ただあなたと速度が違うだけ。あなたは何事もさっとやってしまうけど、○○ちゃん(娘)はじっくり丁寧にやるタイプ。あなたはパッと輝いたりするけど○○ちゃんは行燈(あんどん)のようにじんわりとした優しさでゆっくりと隅々まで照らしていくような人。○○ちゃんがあなたと性格が違うことであなたはとても助かっていると思うよ」
家族ぐるみの付き合いでうちの家族の事を良く分かっている彼女はそう言ってくれた。

いつもこうして私の心が硬くなった時解きほぐしてくれるありがたき友。

この友達のアドバイスが効いたのか、今日は不思議と
「都知事選に出馬しそうだと騒がれている細川さんは75歳。出馬表明しているドクター中松さんは85歳。その年齢でこれから大仕事をやる意気込みなんだからすごい。そう考えると71歳の夫はまだ若い。こんなちっぽけな家のことなどなんとかならないはずはない」など、そういう見方ができたりした。

友はありがたきかな。そして単純であるという事のなんとありがたきことか。