あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

母、入院

2013年11月01日 | 日記




日曜日、同級生との畑仕事の後、母に会いに行った時、母の様子がおかしい事に気が付いた。
ろれつが回らず言葉が分かりにくくなっていた。
軽い脳梗塞か脳出血をおこしたのではなかろうかと思い、その旨を義妹と共に介護の人に伝えて帰ってきた。
介護施設の方から病院を受診することを勧められ、気になって様子見を兼ね昼食介助に通った。
「はい、アーンして」と言って口をあけさせ、とろみ食を口に入れる。
「はい、ゴックンして」と言って嚥下を促す。
木曜日はそれが思うようにできず、食べ物を口に入れたまま意識朦朧。
頬をつついて起こしては食べ物を口に入れる。
口をあけた途端、呑み込んでいない食べ物が口角の下がった唇の左端から流れ出る。
それをふき取りつつ、「もう一度ゴックンして」・・・とこういう状況。
離乳食中の母子の状態に似ている。
かつての母子が今は逆の立場になって子が母に食事介助をしている。
しかし、そうなってもなお親は子に『老いる』ということ、『人生の終章』について教えてくれている。
子の愛は親の愛には勝ることはできはしない。
・・・そういうことなど感じたりしながら母の様子を見ていた。

金曜日、義妹が仕事を休めなかったので弟と夫と3人で介護タクシーに乗せて施設から20~30分の所にある病院にCTやMRIなどの検査を受けに連れて行った。
その結果、脳梗塞と診断され、しばらくこの病院に入院して治療を受けることになった。
介護施設を出る時は、病院で検査を受け、その日のうちにまた介護施設の母の部屋に送り届けるつもりでいたのだが・・・。

検査の結果、「新しい梗塞がかなり大きいです」と言われたが、私は「このくらい大丈夫だ。今までとそう大差なし」と今は開き直ってそう思っている。

※弟と久しぶりに長い時間一緒に過ごし、弟の優しさを感じた。私以上に母思いだ。
 受診に必要なものなど、あれこれ準備してくれていた義妹にも感謝。ありがとう!