世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

松江市内巡り(2023山陰道no15)

2024-01-09 | 山陰

 二夜を過ごした駅前ホテルはこちら「エクセルホテル東急」でした。

 昨日立ち寄った山陰道「宍道」のひとつ京都寄りの宿場町「松江」の街歩きの始まりです。お城の駐車場には「ぐるり松江堀川めぐり」と並んで「しじみ汁」と書かれた幟が並んでた。

 国宝松江城にやってきた。

 

 この季節になればあちこちにある菊花展だ。展示期間は11月12日までとしてあった。あと3日たてばお片付けだ。

 私が難所とする石段を随分登ってきた。手すりがなければ降参して遙か上に見えるお城を悔しい思いで眺めていただけだろうに。

 私の仲間がお城を眺めてる。それにしてもお客さんは少ない。築城は今から412年前とのことで、全国に現存する12天守のひとつだとパンフが説明している。もちろんこの城も明治政府が発した廃城令によって取り壊しの危機にあったのは、どこのお城とも同じこと、しかし、地域の多くの賢人の努力によって築城当時の姿を現代の世に残しているのだといいます。

 仲間は皆お城に登って天守から松江の街をぐるりと眺めてきたことでしょう。わたしは、あの狭くて急な階段など登れるはずがありません。ひとり城まわりのお散歩に時間を費やすのでした。                                    話は全く飛んでしまうのですが、私のふるさとの松本城を世界遺産に登録しようとする運動が進められていることは大分前から知っていた。そこでちょっと細かく調べてみた。「国宝四城世界遺産登録推進会議準備会」を平成23年に松本で立ち上げて準備を進めていると出てきた。四城とはどこだ。これも調べてみた。五城というのがあった。姫路・彦根・犬山・松本・松江の五つの城だ。その天守が国宝に指定されているそうだ。姫路城はすでに世界遺産だから彼を除いた四つのお城を世界遺産に指定してもらおうという運動であることを知った。彦根市、犬山市のことは松本市と一緒にと書かれていたけど、松江市という単語はなかった。熱の入れ方が弱いのか松江は、一緒に頑張ってほしいものです。

 お城の見学を終えて徒歩で小泉八雲記念館に向かっています。お堀には遊覧船。船頭さんの名調子に合わせて遊覧時間はひとまわり50分とのこと。

 これが小泉八雲記念館です。八雲は、1890年 (明治23) に日本の土を踏み、各地の学校で教鞭、帝大でも教えていたそうですが解雇され、後任を夏目漱石に譲り、その後早稲田大学でも教鞭を執ったといいます。1904年 (明治37) に54歳の若さで生涯を閉じたそうです。

 初代の記念館開館からすでに82年目を迎えているという改装された記念館に入場。三つの展示室がありましたが、撮影は禁止とされていた。でも証拠写真にせめて一枚はと最初の展示室で禁を犯す行動に出てしまう悪い男なのでした。

 そして武家屋敷。江戸中期の面影を残しているといいますが、まあザット見学といった時間でした。

 

 

 ランチはは記念館のすぐそこにある八雲庵の特別室で出雲そばをいただきました。色紙へのサインは目に触れませんでしたが、このお店には野球のイチロー選手やタモリさんもいらっしゃったとか。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 絲原記念館と八雲本陣 (2023... | トップ | 木綿街道 (2023山陰道no16) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿