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世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

石畳の街(2016中米no6)

2016-11-01 | 中米

 窓は鉄格子(?)で守られています。中米で目にする当たり前の風景。世情の不安定さを見せつけられます。一方では、このきれいな石畳の道路。この町のすべてがこんな姿かどうか知りませんが、少なくとも私たちの歩いた路は、どこもこれでした。道の真ん中に向かって傾斜がついています。そこが排水路。側溝なんかいらないのです。本家のスペインにもこんな町があるのでしょうか。

 スペインが中南米に侵攻したとき、彼らは中米5か国を統治するグアテマラ総督府をこの地に1541年に開設したといいます。なんと遥かかなたの室町時代のお話だ。この町、度重なる火山噴火と地震の被害に会い、総督府としての機能を果たせなくなったとして、1776年にグアテマラ市に遷都されたとのことです。街から華やかさが去ったでしょう、被災した幾多の建物が残り、スペイン風の家並みも残されたでしょう。それが今日の日、美しさと安らぎの町として、私たちにその歴史を教えてくれる世界遺産の町となったのです。。 

 やはりカテドラルにはお寄りしなければなりません。またか、になってしまいますので、教会内やキリストさんの写真などは割愛します。でも次の写真、機織りの実演もこの建物の中なんです。 

 

 

 建物の裏に回ると、地震によって屋根が崩壊してしまったのか、青い空が望める教会の遺跡が残っていました。柱や壁に刻まれた彫刻が見事だ。 

 

 

 

 

 観光を終えて自由時間。買い物もひとつの楽しみ。ガイドさんが民芸品店、チョコレートやさん、コーヒーショップなどなど案内してくれます。私の購入品はただひとつ、その場で豆を挽いてもらったこのコーヒー。標高1500mを越えるこの地域で生産されるコーヒー豆は有名なんですって。帰国して調べてみました。なんとあの「スタバ」でも味わえるというのです。残念ながら自然の中の私の住まいの周りには「スタバ」はありません。探してもみないので知りませんが、ひょっとしたら喫茶店もないかもしれない。 

 中央公園をぶらぶらします。この噴水には驚いた。ベルギーに「小便小僧」というのはありますが、この噴水、台座のところには乙女のオッパイから聖水が噴き出しているのが見えるではありませんか。  

 

 「チキンバス」ベネズエラの名物だといいます。バスの中から走っているチキンを何枚か写したのですが、ここに報告できる画像は写せませんでした。でも名物を紹介しないわけにはいきません。ある旅行社の情報誌の中から拾わせてもらいました。かってはアメリカのスクールバスだったとのこと、座席が狭くてお客さんは大変なんだと聞きました。 

 こちらの女性は、荷物を背負うということはしないらしい。何が入っているのでしょうね。そしてどこでお店を開くのでしょうか。 

  失礼をば致しまして、前方からおふたりさんを、そして去りゆく後ろ姿も捉えてみました。みな手織りの衣装や袋物でしょうか、カラフルな色模様です。

 

 バスの窓越しに写しました。乗車前のひと時、商談中のようです。話はうまくまとまったでしょうか。 

 今日のプログラムを終えて、グアテマラシティ市街地に入ってきました。片側三車線の大きな道路です。私たち市街に向かう道路の一車線を対向車が走っています。渋滞解消の一手法でしょう。多分朝にはこの反対の方法がとられるのでしょう。私にとっては初めての体験、びっくりものでしたが、なるほどとも思うのでした。


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