コロナウイルスは、緊急事態宣言 (4/25) まん延防止等重点措置 (4/20) が18都道府県に発令されているという事態だ。それが6月20日までと1か月近くその期間が延長された。かってのコロナ対策優等国も世界に目を向けるわけにはいかなくなっている。自分自身が大変なのだ。ワクチン接種も各地で始まってきているが、さぁ抑え込むことが、医療崩壊を阻止することができるのでしょうか。この頃アメリカで、日本への渡航中止の勧告が出された。「もう日本へ行ってはいけません」渡航情報としては一番厳しいランクだという。世界中がこんな事態だというのに、日本国は五輪もパラも開催するといっている。世論は中止や開催延期との声が多いというのに。
出歩いてはいけません。自粛自粛と言われているところですが、PCR検査をして陰性との結果が出た。少なくとも他人様に迷惑をかけることはないだろうと、旅に出ることにした。マスクと消毒手洗い、注意を怠らなくても何処かで基礎疾患もちの我にコロナが喰いついてくるかもしれない。となれば、それは自業自得というものだ。
私の乗車駅がこちら。飯田線と言えば秘境駅ありとの路線で、「乗り鉄」その通の方々にとっては一応注目されている鉄路なのです。でも、私のところは徒歩7分で届く駅、旧村の中に3カ所もある無人駅。間違っても秘境駅などとはいわせない立地にあるのです。
岡谷まで飯田線で56分。ここから中央東線で10分塩尻駅に到着します。
塩尻駅はグリーンの中央東線とオレンジの中央西線の分岐点。
ホームに名古屋に向かう特急「しなの」が入ってきた。
先頭車両お客さんはいませんと言ってもいい空気。
列車は木曽川と国道19号線に並んで走ります。「木曽路はすべて山の中である」藤村のあまりにも有名な「夜明け前」の書き出しの文言だ。列車の左右に山が迫りまさに然りの表現だ。なんて書くと文豪に叱られてしまうかもしれない。
名古屋までは2時間。そして新幹線だ。車内はご覧のとおり。新大阪で乗りかえた列車も以下同文でした。JR各社が赤字決算になるわけだ。
新幹線博多駅。今回のツアーはこの駅が集合場所でした。