暖かな海域に入ってきました。デッキでは読書する方がいるなど穏やかな時間が流れます。
建造された2003年、この鐘を鳴らして進水の日を迎えたのでしょうか。
アフタヌーンティー・ダンスタイム。多くの皆さんが集まって来ました。午後6時までは服装もカジュアルOK、リラックスできるティータイムでした。
茶色のベストを着けた方は、飲み物アルコールへのご用を聞いています。何でも彼らは、その筋のソムリエの資格を有しているのだ、とお聞きしました。
今日は余り記事がありません。そこでクイーンメリー2をご紹介することとします。キュナード社は、こう書いています。・・・1840年、大西洋横断の定期船運航を開始したキュナード。客船としてだけでなく、英国王室公認の郵便事業を担う船としても活躍してきたことから「RMS(ロイヤル・メール・シップ)」と呼ばれてきました。1881年に洋上初のスイート客室を設置、1911年に洋上初のジムを設置、1922年に業界初の世界一周クルーズを行うなど、様々な「洋上初」の夢あふれる船旅を生みだし、今日のクルーズ客船のベースを築いてきました。
また、英国王室とのゆかりの深さから、保有する客船に女王の名を冠することが許された世界で唯一のクルーズラインとしても有名です。現在就航中の3隻の女王船の命名者も、エリザベス女王をはじめ、英国ロイヤルファミリーが務めました。英国の歴史と伝統が詰まったキュナードの女王船で、夢の旅へ船出してみては如何でしょうか・・・
キュナード社の女王3姉妹。奥からヴィクトリア9万トン乗客定員2014人、メリー14.8万トン2620人、エリザベス 9万トン乗客定員2092人。エリザベスは、時々日本を訪れているそうです。最近では14年3月横浜港に。しかしメリー2は、大きすぎてベイブリッジの下を通過できないとのことで、横浜を嫌って大阪や長崎などには寄港していると聞きました。
船内で販売している絵はがき。創業175年を迎えたキュナード社と我が旅行社の45周年がドッキングしたから、お安いお値段での旅を提供していただけたのでしょうか。
赤丸が私のお部屋。青丸2Fがブリタニアンレストラン、7Fがビュッフェ「キングス・コート」そして△印が図書室。利用頻度の高かった場所がこちらでした。
2012年中東でクルーズの旅をした時乗船した「コスタ・ファボロサ」船内テレビの画面を写したものです。11.4万トン大きな船でした。 ミシェランガイドではありませんが、船にも格付けがあって、この船はカジュアル船、庶民派の気楽な船でした。次がプレミアム船、そして、今回乗船しているクイーンメリー2は、最上位のラグジュアリー船。ちなみに日本の飛鳥Ⅱもこの位置にあるのだと聞きました。「コスタ」と言えば、この社の船が地中海で座礁し船長が逃げ出した。との出来事が、この中東クルーズの前にあったのです。でも「事故な後だから絶対安全」と、皆さんおっしゃっていました。船長が逃げちゃったというのは、確か隣の国でもありましたよね。
この船では「いま船はここだよ」 と教えてくれました。残念ながら今回のメリー2には、こうしたサービスはありませんでした。