廃墟と化しているのでしょうか、エーレフェンス城の麓を高速列車が走り、ラインクルーズ観光船が行きます。
起源をローマ帝国時代とするクロップ城がビンゲンの町の中に見えました。現在市庁舎として使われているという格好いいお話しです。
広がるぶどう畑の奥に、1871年(明治4)の普仏戦争後のドイツ帝国再建を祝って1883年(明治16)に建設されたという「ニーダーヴォルト記念碑」が見えます。ここへは麓の町からゴンドラで行けるという、どうってことないと思うんですけど有名な碑なんだ。というよりライン川や麓の町・村を眺めに昇るのかも。次の写真が拡大画、その女神がどんな方か知りませんが、ゲルマニアの女神だそうです。
そしてその女神の足元から見下ろすとライン川の流れが一望の下に見えるのでした。(TVより)
こんな大型の貨物船を目にするのは久しぶり。遠く丘の上に先ほど撮した「ニーダーヴァルト記念碑」が見えています。まもなくマインツ到着です。
ライン渓谷を過ぎて随分流域が広くなってきました。約6時間のロマンチック・ライン堪能クルーズ。この間両岸を結ぶ橋がなかったことがなんとも不思議。橋を架けてしまうと「世界遺産」という偉大な冠を取られてしまうからでしょうか。