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5.12大地震(2013中国no2)

2013-11-24 | 中華人民共和国

 

  成都市のほぼど真ん中。ホテル前の向こうはスモックでしょうか、それとも朝靄。大気汚染が常態化している中国。PM2.5 あの恐ろしい毒ガス(?)が舞っているのでしょうか。ガイドさんに問うと「成都は大丈夫ですよ」との返事が返ってきました。

  成都を出て快適な高速道路を走り、後はずっと田舎道。看板に「5.12 汶川(ぶんせん)大地震 衣房遺趾」と書いてあります。2008年あの大震災を忘れないように、というのでしょうか。それにしても質素な看板だこと。まわりには壊された家がその姿をとどめています。 東日本大震災のひとつの象徴、南三陸町の「防災庁舎」は、被災者の悲しみを呼び起こす、として撤去の方針との報道を目にしたのですが・・・

  茂県(もうけん)の町にやってきました。チャン族の文化を紹介する羌(チャン)族博物館の見学です。 

  居合わせたチャン族の老夫婦(私達も多分同世代)をまじえての記念撮影。男3名女性7名全員集合で、はいパチリでした。 

  ひさしに白い石が乗っかっています。チャン族の神様(白石神)だという。信教もいろいろ。 



  石を積み上げた特異な姿の博物館。その屋根や軒下にトウモロコシがいっぱい。冬の食料にするという。公共の施設だというのになんとおおらかなこと。博物館の職員の保存食でしょうか。

  2008年あの四川大地震(中国では 汶川大地震)定かではありませんが死者が9万6千人、破壊された住居が400万戸とか。その大震災から3年でご覧のような近代的な町が生まれたという。 日本ではどうなんでしょう。2011年の東日本大震災からもう2年半。どこかにきれいな町ができたのでしょうか。不幸なことに私は知りません。あの忌まわしい放射能に犯されているとはいえ遅遅としてその復興は進まないと思うのは私だけでしょうか。

  5.12 の資料館。当時の中国最高指導者 胡錦濤さんは何ていってるのでしょう。倒れない中国人とは読めるんですが・・・困難に立ち向かってと言っているのかな。

 

  お食事処です。華やかなチャン族の衣装をまとったお店のお嬢さんが入り口で出迎えてくれます。ここにもトウモロコシがズラリでした。 

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