海外へ旅するときどうしてもここへ立ち寄り、機首を上げて離陸する飛行機を眺めなければ旅のスタートは切れません。成田前泊のときには前日に、当日集合に間に合うときにはちょっと早めに空港へ出向くのです。そして第一ターミナルの5Fでしたっけ、そうなんです。展望デッキへ行くんです。 展望デッキを目の前にするレストランで横に座った方のカメラ「キャノン7D」カメラは一緒でもレンズにサポーター(?)つけて、カメラに寄せる愛が違う、と思わずうなずいてしまいました。ちょっとお許しをいただいて撮させてもらいました。
こちらのお父さん、シャッターを切っては記録。何を記録しているのか、おうかがいをたてる雰囲気ではありませんでしたが、その道のマニアであることには間違いないでしょう。
「白地に赤く日の丸染めて ああうつくしや・・・」と唱われる日章旗と同じ白と赤。尾翼につけられたスイス国旗のすっきりデザインは日の丸とお似合い。この国旗についておもしろいお話を添乗員からお聞きしました。ニューヨークの国連本部に掲揚する段になって「正方形はだめ」と、本当でしょうか。国連ともあるうところが、何とも考えられない事象、それはいつ頃の話だったのでしょうか、明日にでも国連本部の前に立ってみたい。正方形のスイスがはためいていることでしょう。
飛行機はスイス航空と思いきや近くに駐機していた「エーデルワイス」機。なんでも機材から乗務員まで丸ごとリースしてスイス航空便として飛ばすのだそうです。エアバス機A320-200のシートはちょっとね。食事もいまいち。「スイス航空」の機体だったらもう少し気分よく旅できたのかな~なんて思ってしまった。
乗務員さんは親切。シャンパンそしてワインのサービスにせっせと通われて降参してしまった。 ただ、三つのメニュー(日本語)から選択としてあるのに何故か選択させてもらえなかったのには不満有りでしたね。問いただそうとする英語がわからないのが悲しい!
成田を9時30分にたって、予定所要時間を20分短縮された約12時間10分の退屈な空の旅、17名の旅仲間を運んでくれました。ご家族2組、親子さん2組、ご夫婦2組と長崎の人と信州人の私が男単独行。5年ぶり初秋のスイスの旅の始まりです。