大社駅(2015縦断no25)

 

　2004年国の重要文化財に指定。この駅舎は大正13年(1924)に竣工した２代目駅舎だという。 

　昭和47年(1972)の出雲大社参拝の時は、国鉄大社線に乗ってこの駅で下車するのでした。写真の質が悪いだけで現在と何も変わっていません。私の仲間が４人駅前にいます。 

 

 

　田舎の駅だというのに、この改札口の多いこと。如何に多くの参拝者がこの駅を利用したかが偲ばれます。奥の機関車はD51。 

明治45年(1912)から走り続けた歴史の幕が下ろされた日を、平成2年(1990)4月1日付の山陰中央新報が伝えていました。 

 

 

　最後の日まで使われていた列車時刻表がそのまま残されていました。ちなみに、隣の運賃表には東京まで11,740円としてありました。ちなみに、出雲市駅から東京までの現在の運賃 (在来線) を検索してみたら、あれれ11,990円と出てきました。驚いたことに、平成2年と運賃は余り変わらないのだ。 

  

　「出雲そば」これがまた有名だという。昼食の時にもいただいたのですが、団体さんに提供する「そば」は、もう伸びきっているのでした。そこで本物を味わおうとして発注。これもいけません「べちゃべちゃ」歯ごたえ更に無し。食後添乗員に聞くと、これが「出雲そば」だと。出雲の人が「信州そば」を口にしたら、なんだこのごそごそ堅いのは、とおっしゃることでしょう。