優勝はできなかったとはいえ、最後まであきらめずたたかいぬいた久御山高校イレブンの奮闘を讃えたい。
つないで、つないで攻めるサッカー。サッカーという競技のおもしろさを魅せてくれた。君は君らしく、そしてチームワークの大切さを教えてくれた。
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京都のバルサ持ち味出せた!久御山 準V
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惜しくも優勝を逃し、涙を流す久御山イレブン
惜しくも優勝を逃し、涙を流す久御山イレブン
「高校サッカー選手権・決勝、滝川二5-3久御山」(10日、国立)
劣勢でも、ピンチでも、最後尾からパスをつないだ。久御山は最後まで“京都のバルサ”を貫き通した。「あきらめなかった。持ち味は出せた」。DF山本大地主将に涙はなかった。
0‐3とされた後半9分。円陣で松本監督の言葉を伝えた。「1点取ってみろ。おもろいやろ?」。全員が笑った。つないで、崩して、直後に1点、1‐4とされて2点を返してみせた。
京都南部の公立校。松本監督は「限られた選手層しかない。能力のない子供に、ボール扱いでかわせるということを教えてきた」。追求してきたサッカーが全国に通用することを知らしめた。
表彰式。スタンドから「お前ら最高だ」と声が飛ぶ。山本は「僕たちのスタイルをみせられた」と胸を張った。松本監督は「まだ完成されていない。もっと強くなってここに来たい」。次は日本一の夢を現実にする。
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