東北新幹線に平成23年春からデビューという。白とピンクでスピード感を表現、時速300キロを超すという。
という我が輩は、東北地方に足を踏み入れたことがない。一度は行ってみたい奥の細道。多喜二や啄木や、宮沢賢治の輩出の地に。
はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢつと手を見る.
啄木の歌集「一握の砂」の、この一首は余りにも有名です。時代は夢のごとく変われども、「蟹工船」のごとし、この国の様は。我が輩はぢつと天を仰ぐ。
石川啄木が生まれたのは1886年(明治19年)2月20日のことです(亡くなったのは1912年4月13日)。小林多喜二が虐殺されたのは、1933年2月20日(生まれたのは1903年10月13日)です。啄木が「はたらけど…」と詠った時代から100年にもなります。
夢のようなスピード感あふれる時代にはなったが、今なお低賃金で、人間をモノのように働かせ、不要になったら使い捨てる「派遣切り」の横行の今の世の中。
大企業に、体力はある、社会的責任を果たせと鋭く迫った本日(2月4日)の衆院予算委員会での日本共産党の志位委員長。人間が人間らしく働ける、人間の尊厳を守るたたかいである。そこに阻むものがある限り、たたかいは続けねばならない。
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