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今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

戦国時代の衣装

2008-11-26 22:28:54 | Weblog
 岐阜市歴史博物館の総合展示室、戦国ワンダーランドの
楽市楽座の反物屋で、戦国時代の衣装が着られますが(もちろん無料で)、
最近は、種類も増えてお出でのお客さんに大変好評を博しています。

 常設展なので、休館日以外は何時来館していただいても、
体験着付けをしていただけます。
戦国時代の衣装や着方なので、現代の着方とはちょっと違うので、
ボランティアが時々研修を行っています。
衣装を着た時の感触や、着付け方を何度も体験しながら練習しています。

 もちろん本日の画像以外にも多くの衣装があるので、
一度お試しにお出でください。
女性物、男性物、小学生4年生くらいまでの鎧兜、子供用肩衣、お市の衣装、
織田信長大小、その他いろいろです。

岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策


モデルはもちろんボランティアです。


派手な衣装を男が着ている.......ではなく男性用の衣装、直垂の下に着るもの。





細かいところもいろいろ試行錯誤で研究です。


織田信長の妹とも従兄とも言われているお市の方の衣装です。


直垂の着付け。間もなく完成です。


この日研修に参加した面々です。






=2階、特集展示室の古文書=
下の2枚の画像は、現在特集展示室で展示している、
「古文書に見る結婚と離婚」 11/20~2009/1/12
で展示している、結婚の届書(上の画像)



離縁状。いわゆる三行半(みくだりはん。(本物です)
この離縁状は夫から妻に出すもので、女性の再婚に必要と言われた。
書かれている内容は、離縁すると言うことと再婚しても良いと言うことの2点。
因みに読み方は
       
        離縁状之事
1 そこもと儀、このたび暇差し出し候に付き、
  向後縁組勝手次第致され、この方に少しも故障ござなく候。
  よって一札くだんのごとし。

と書かれている。


今月の特集は......団扇

2008-07-11 00:50:02 | Weblog
月替わりで展示する特集展示の今月は........

「日本の団扇」です。(7月3日~8月3日まで)

エアコン、扇風機等のなかった昔は、夏には欠かせないものですが、

今ではほ別の用途などで生産されている程度ですが、

いろいろ個性があって見ていると楽しいものです。

   展示場所⇒2階特集展示室


岐阜市歴博博物館
アスカと花と散策



特集展示入口



興味津々。ガラスに頭をぶつけないで.......



うちわと言っても芸術品に近いかな。



奈良・唐招提寺で中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)の法要の後
このハート形のうちわが1500本まかれます



小さな動物の形をしたうちわ。お子様のお土産だろうか。



水うちわ。水に浸して扇ぐと涼しく感じる。
雁皮紙と言う紙を使っているので水に強いが、最近ではあまり生産されていない。



水うちわを水に浸しているところ。



展示ケースの中。



館の中の一階にうちわ展のグッズを売っています。
数限定の水うちわも置いています。



館内二階の常設展示に、うちわ等岐阜の伝統工芸のコーナーに
うちわの作り方のビデオがあります。

うかい展と実際の........

2008-06-09 18:56:30 | Weblog
 今年の梅雨入りはちょっと早かったが、
長良川の鵜飼は何時のように5月11日から行われている。

それに合わせるように.......かな?
岐阜市歴史博物館も「長良川うかいミュージアム」と題して
鵜飼の企画展を開いています。

現在日本では約10ヶ所で鵜飼が行われていて、
長良川の鵜匠は宮内庁式部職鵜匠の身分になっている。その訳は?
鵜飼に関したことは、ここへ来ればいろいろ分かるようになっています。


特に今年のうかい展では、鵜匠の衣裳が着ることができます。
更に会場中心に据えられている鵜飼船(観覧船では無く)に乗ることも出来ます。

会期は 2008/6/6 ~ 7/21まで。

岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策



歴史博物館玄関の上に大きな垂れ幕を掲げています。



展示会場内の足元にはアユが泳いでいます。



来館者に説明するために、ボランティアが研修しています。



今回の企画展では、鵜匠に変身する出来るので、カメラをお持ちください
着付けはボランティが担当しています。



中央に据えられた鵜飼船。
昔は写真のように帆をかけて、風の力も借りて上流へ向かいました。
今は船外機の力で上流へ。。。。
ここでクイズを.......風も無い館内で帆が風を受けたように膨らんでいる。どの様な仕掛け?



以下の3枚の写真は、長良川で行われている実際の鵜飼です。
鵜飼のクライマックス、6艘による「総がらみ」の動画を見たい方はここをクリックしてください



鵜飼ショーが終わり、片付けるところも見ることが出来ます。
鵜に餌を与えて今夜はこれでご苦労さんでした。



お腹も膨れたところで籠に入り、また明日の出番を待ちます。

弥生時代のくらし

2008-04-21 03:09:47 | Weblog
岐阜市歴史博物館の特集展示コーナーでは、
今年も弥生展を行っています。
小学6年生から歴史を学ぶのに合わせて、
目で見るだけではなく、体験もできる展示になっています。

当時の衣は貫頭衣と言って、麻やカラムシの繊維で作った糸を
簡単な折り機で織っていました。
食は木の実や狩猟を行っていましたが、このころから稲作が
始まったといわれます。

弥生時代になると、稲作や金属などの文化が広がった時代です。
この展示は 4/3~5/18までです。

岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策





担当職員による弥生時代の説明を聞く小学生たち。



順番に体験をしながらそれぞれを担当しているボランティアの話を聞く。



当時の大切な食料のドングリなどの木の実を石で潰す体験です。





当時の衣装、麻などで作った貫頭衣を順番に体験試着です。



この場所ではカメラでの撮影が出来るので、来館の折にはカメラを持参ください。



麻やカラムシなどの繊維をこのような織り機で布に......
ボランティが実際に織っているのをご覧いただけます。



米の収穫は石包丁で穂の部分のみを刈り取るのを体験できます。



弥生土器、縄文土器の区別がつきますか?

ベーゴマ大会で幕!

2008-03-12 15:30:44 | Weblog
 2ヶ月間開かれてきた企画展「ちょっと昔の道具たち」も
多くの入館者に好評の内に3/9日終了しました。
3/9日最終日には、子供たちに(大人にも.....)好評のベーゴマ大会で
大盛り上がりを見せ、無事に終了しました。

 ベーゴマは、以前は関東地方、関西地方で盛んに行われていたようですが、
岐阜市歴博のある中部地方では、なじみが薄いので「ちょっと昔の道具たち」の
遊びのコーナーで初めて見たと言う方が多かったようです。

 ベイゴマは、バイ貝と言う巻貝を加工して作ったのがルーツと言われる。
そのベーゴマ大会の様子をご覧あれ!


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策


ベーゴマ大会開始前。



岐阜市教育長の話を聴く良い子たち。



ルール等の説明をする歴博職員。
それぞれの判定はボランティアが担当。



3位まではトロフィーが待ってます。
ボランティの寄付によるトロフィーです。



4個の盤で勝負を競うため、クラス分けに並んでいます。



本番前の練習風景1



エイヤ~!予選の様子1



予選2



回転が止まったように見えるベーゴマ。実際は勢いよく回転しています。
フラッシュを焚くとこのように写ります。



準優勝を決める勝負。



優勝決定戦。



勝負の結果、大会委員長から3位のトロフィーを受け取る○○君。



2位の○□君。
オットト....!賞品が多いので持ち切れない.......



おめでとう!
優勝トロフィーを受け取り、満面の笑みを浮かべる◇◇君。



これで今年のベーゴマ大会は終了。
6位までの入賞者が勢ぞろい。


皆様お疲れ様でした。
また来年までに練習をして、優勝を狙って下さいね。

ガリガリトンボ

2008-03-03 01:21:00 | Weblog
岐阜市歴博の名物企画展「ちょっと昔の道具たち」の中で、
毎週土曜日には午前午後の2回オモチャ作りが行われいます。
2/23の土曜日は「ガリガリトンボ」
材料費の¥100円のみで親子が楽しめるので
毎回盛況です。
その様子を........

「ちょっと昔の道具たち」の会期も3/9日までですが、
オモチャ作りは本日3/2の土曜日で終わりました。


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策


毎回、材料費代のみで作ることができるので、親子で楽しんでます。
黒板には2月24日となってるが、明くる日の日付です。



小さなお子さんは、お父さんやお母さんに手伝ってもらって完成です。



昔の学校机の蓋を裏返して作業机とします。



そろそろ完成に近いが、お母さんはお疲れの様子.......



ほとんど完成です。
あとはガリガリと遊ぶだけ。



右手に持った木で、ガリガリするとプロペラが回るよ。

紙飛行機大会

2008-02-01 01:35:09 | Weblog
今年も歴博企画展、「ちょっと昔の道具たち」開催中に、
中学生以下の子供さん向けのイベントが三回開かれます。
その一つの、紙飛行機大会が27日(日)1:30分から開かれました。
当日の参加者は34・5名で、滞空時間を計って順位を決定。

その様子を.....


岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策


紙飛行機を作る用紙も用意しています。
もちろん自分で持って来てもOKです。



優勝カップや賞品も用意しました。



紙飛行機の折り方を、教室でボランティアが指導しています。



開催前のルール等を担当者が説明。
この紙飛行機の大会委員長は当館前館長です。(左の白い服)



大会委員長の開催前のデモンストレーション飛行。



大会中の様子。
参加者ひとり一人の滞空時間を正確に計測。



一人が3回投げて、その内成績の良い2回の合計で競う。



大会が終わって、上位入賞者の表彰が済んだ良い子たちです。
一番滞空時間の長い子の成績は9秒台でした。



5代目前館長の大会委員長です。
ここでちょっとCMを.......
5代目前館長が、この度中国旅行を計画されていますが、希望者は何方でも
参加できますので宜しければ連絡を......
           記
中国宝鶏市 「岐国」探求のたび
主催は岐阜市歴史探検隊。費用は一人約14万円
日時は今年の4月か5月。希望の多い日です。
詳しく知りたい方は、歴博に問い合わせを......

「引札」(ひきふだ)って何?

2007-12-25 00:53:29 | Weblog
岐阜市歴史博物館のブログ、久し振りの更新です。

「引札」(ひきふだ)と言うのは何かご存知でしょうか。
今月の二階特集展示室では、この引札の展示をしています。
題して「引札が運ぶお正月」

引札とは=明治から大正に掛けて全国的に流行った、
いわばチラシ(広告)

正月用引札は
年末の掛け取り(売掛金の集金)の時に、お得意さんに配った引札です。
絵柄は縁起物が多く、カラフルで見ていても飽きないので、
一度はご覧ください。
会期は12月20日~1月20日

岐阜市歴史博物館HP
アスカと花と散策HP




二階特集展示室の入口






この画像では判りにくいですが、
鯛のウロコや花を凸凹にして立体感を出しています。



当時の美人画でしょうか。



中には暦や鉄道の時刻表も配ったようです。
現在は上り下りで表していますが、
明治37年ころの鉄道は西行き東行きと言ってたようですね。



展示室の様子です。

プロレスを特集

2007-07-09 00:28:47 | Weblog
日本でテレビ放送が始まって、しばらく後には
毎週プロレス中継が行われた。
当時は録画では無く、ほとんど生中継でした。

ヒーローである力道山の空手チョップで、大きな外国選手も
一たまりも無くリングに沈んだものです。
テレビを見ているものも興奮をしたものである。

そんな時代から最近までののプロレス関係のコレクションを
二階特集展示室で公開しています。
本物チャンピオンベルトもあり、実際手にとって見ていただけます。
期間は 6/28~7/29までです。



空手チョップで負けを知らなかった力道山。
街頭テレビやテレビのある家では、金曜日午後8時の中継には
大勢の人で一杯でした。



岐阜で行われた時の、岐阜市民センターでの試合のポスター



当時、タッグを組んだ吉村道明選手のガウン。
岐阜出身なので鵜飼の刺繍が施されています。本物です。



アンドレジャイアンツとジャイアンツ馬場の身長の比較。



数年前に亡くなった橋本真也選手のブレーカー
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チャンピオンベルトを付けている歴博のボランティアです。



岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策



体験コーナーもあるよ!

2007-04-30 19:47:32 | Weblog
昨年の夏に特別展として開催された弥生展、
今回も特集展示として、規模は小さくしてますが、
「弥生時代のくらし」展を行ってます。
小学6年生の教科の中に出てくるものを、
実際に体験してもらうものです。
4/12~5/20までです。
その様子の画像をご覧下さい。


尚、特別展として現在「京都・清水寺展」を同時開催しています。
4/20~5/27までの開催です。




この4月からの館長を紹介です。
弥生展を手伝うボランティアに説明してます。



2000年前の弥生時代には、木の実等を食料としていた。
ここではドングリを潰す体験で、石の臼の上で皮をむき潰します。



子供たちがドングリ潰しを体験してます。
簡単なようですが、結構潰し難いです。



弥生時代になって稲作が入ってきて、栽培をするようになりました。
この頃は石の包丁で、穂先だけを切り取っていたようです。
石の包丁で実際に稲藁を切ることができます。



切り方はボランティアが教えてくれます。



カラムシと言う植物の繊維を使って布を織ります。
ここでは実際には織ることは出来ませんが、カラムシを展示しています。



カラムシの繊維を見る、触れる良い子達。



当時の衣服、貫頭衣(かんとうい)を再現です。
布の真ん中に穴を開けて被った服です。



学校から勉強に来てくれた6年生の子達です。



このコーナーの説明をする当館学芸員の○○学芸員です。



岐阜市歴史博物館
アスカと花と散策