今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

青銅鏡を作ろう!! part1

2006-07-31 19:05:16 | Weblog
 今年の梅雨明けが遅れてましたが、ようやく夏本番が来ました。
学校の夏休みはすでに始まってますが、梅雨明けと言っても
まだスッキリした天気になってません。
一年で一番楽しいはずの夏なので、早く夏本来の天気になって欲しいですね。

そこで岐阜市歴史博物館では、夏休みを利用して、
『夏の子ども歴史教室』と題して、小中学生向けに
いろいろな教室を開きます。

ここでその幾つかを紹介します。

★縄文・弥生の土器を作ろう。
★親子でからくり人形を作ろう。
★岐阜渋うちわを作ろう。
★わらぞうりを作ろう。
★青銅鏡を作ろう。
★親子絵画教室。
  等が計画されていて、参加資格は小学生~中学生で
  参加費が必要です。

詳しいことを知りたい方は岐阜市歴史博物館に問い合わせをしてください。


で、本日はその中の『青銅鏡を作ろう』を取り上げて紹介です。

本番で青銅鏡を作る前に、歴博のスタッフが青銅鏡の試作を行いました。
不慣れなこともあってなかなか不備な面もあり、
試行錯誤の連続でしたが、その成果をここで披露します。
結果は如何なるか最後までご覧ください。

ただし、画像が多いので2回に分けて載せますのでよろしくね。


まず、本物の青銅鏡は何ぞやという事で、歴博に展示している
岐阜市の古墳から出土した青銅鏡をご覧ください。
簡単に言えば、金属で(青銅等)作った鏡です。
青銅鏡の詳しいことはまた別の機会に載せますのでよろしくね



材料として、銅線と鉛のはんだを細かく切断。
それをルツボに入れる。
ルツボと言っても、粘土で作って焼いた壺です。



炉の代わりにコンロを利用。炭を敷きルツボを乗せて、
さらに十分な量の炭を乗せる。
そしてもう一個のコンロで蓋をする。



そして点火してドライヤーで風を送る。中の温度は1000度を超えるはず。



点火して30分経ったころを見計らって、取り出してみたら、
なんと!ルツボが割れていた。ガァ~ン!!(x_x;)



銅鏡の型は石膏に彫って溶けた材料を流すのですが、
その石膏で作った型もチョッと危うい状態です。



割れたルツボの中の材料は、とりあえず溶けているようので
流し込むことにしました。
でも結果はご覧のような有様!!o( _ _ )o
型は無事のようでしたが、肝心の銅鏡は金属の塊になってました。
大失敗!



この続きは後日に.......

アスカと花と散策

ラジオ局来訪!!

2006-07-29 01:32:24 | Weblog
岐阜市歴史博物館では現在、弥生時代展を開催しているが、
その内容を放送するために、岐阜ラジオが来てくれました。
録音ではなく、生中継のためにレポーターの星野真美さんが、
弥生展の責任者の学芸員にインタピューをしました。

さすがインタピュアーはプロ。来場して少しの質問等で、
立て板に水の如くに話を組み立てて、放送していたのには感心しました。

でも残念ながら28日の午前中でしたので、ラジオを聞いていた者だけが
聞けたという事で、このブログをご覧になった方はもう聞けませんので
悪しからず!!!( ^-^)/★,


レポーターの星野真美さんです。



インタピューを受ける、弥生展責任者の学芸員。



良い感じで質問。良い感じで説明でした。(o^<^)o



後方は弥生展で体験できる場所で、ボランティアが待機してます。


アスカと花と散策

弥生時代part2 〔体験コーナー〕

2006-07-24 16:43:50 | Weblog
岐阜市歴史博物館・特別展『弥生時代』の体験コーナーを紹介です。

前回は展示物等の紹介でしたが、今回は大人も子供も楽しんでいただける
体験コーナーを紹介します。(11枚の画像です)

ケースの中等の展示物は、ほとんどが遺跡等から出土した、
本物ですが、さすが体験コーナーでの物は新しく作ったものです。
でも、それなりに当時の生活を垣間見ることが出来るので
体験することをお勧めします。
それぞれのセクションで、ボランティアがお手伝いしますので
遠慮なく声をかけてください。

岐阜市歴史博物館ホームページ


石で作った斧(石斧)



石斧は、真っ直ぐ打ち下ろすしには結構強いでしょうが、
横からの力には弱くて、すぐ欠けるたり、折れたりするのでは?
と思いますが......



当時の衣装、貫頭衣を着ることもできます。
麻で作ってあって簡単なものです。



石包丁で稲穂を切って収穫したのでしょう。
実際は稲穂がないので、草等を切って体験です。



お子さん向けに、つぼを利用したパズルです。
結構夢中になって組み立ててます。



パズルのつぼと同じ型をした壷に、模様を付ける事も出来るので
お子さん達も喜んで挑戦です。



後方に見える高齢の来館者が付けた模様です。
このような体験が出来ることを喜んでいただけました。



弥生時代の食料は、木の実も多く利用したでしょうね。
実を石で割り、細かくすり潰すこともできます。



最後に、紙で出来た銅鐸を作るコーナーです。
見た目は簡単そうですが、多少時間が掛かり、
小学生低学年以下ではちょっと難しいかもしれないですね。
親さんも一緒に作っていただけらお子さんも喜ぶでしょう。



今回はショップも紹介します。
特別展に合わせた品物が取り揃えてあるので、興味のある方は
どうぞご覧ください。




ももたろうホームページ アスカと花と散策


弥生時代 (part 1)

2006-07-18 18:11:38 | Weblog
今年の夏休みに合わせて(そんなことは無いですが.....)
特別展『弥生時代』が始まりました。 
7月14日~8/27日(日)までの期間です。

2000年前の美濃の暮らしと題して、岐阜県内の遺跡から出土した、
土器や石器の展示。
このころから米作りが始まった時代なので、どのような道具を
使用していたのか、実際に出土した鍬や鋤も見ていただけます。

今回は展示品もですが、体験コーナーを充実して
来館者の大人も子供も、楽しんでいただける工夫を多く準備してます。
写真も撮れるところも有りますので、来館の折りはカメラを持参ください。
 
このブログでは、チョット日を置いてpart1 と Part2 の2回に分けて紹介します。
part1では主に展示品の紹介。
Part2では主に体験コーナーの紹介です。


また関連行事として、
★「展示説明会」
★実験考古学「火越し体験」 毎週水曜日
★石器を作ろう!「石包丁と打製石器を作る」 7月23日(日) 8月5日(土)
★アニメ映画会「火の鳥・黎明編」全4話   7月30日(日)
★まちなか博士サポート講座「美濃の弥生時代」 8月13日(日)
などの行事がが行われますが、詳しくは岐阜市歴史博物館へ問い合わせを.......


特別展開催時は恒例により関係者によるテープカット等が行われました。



招待客の皆さんが場内を見学。



ゆっくり見学をされてました。



竪穴住居の柱に使われていたものですが、切り口を見ると
石器時代なのに鉄の斧で切ってあるとか?



米作のために実際使われていた鍬。




臼とセットで籾殻を取るために使われていた杵。



遺跡から出土した壷。


part2 体験コーナーの紹介は、近い内にアップします。乞うご期待!!

アスカと花と散策


寄席を楽しむ!

2006-07-08 19:13:27 | Weblog
岐阜市歴史博物館では、毎月第二土曜日には
館内の講堂で『歴博亭・土曜寄席』と名をうち、
関東・関西の落語家による落語会が開かれます。
とりあえずは鵜飼が終わる10月まで行われますが、
その後のことは、またと言うことです........(^-^♪

以前は、関西関東の落語家2人の演題を楽しんでいたが、
最近は一人の噺家で一時間を演じています。

毎回、200人入れる講堂が一杯になるほどの人気で、
時には席を取れないこともあり、その時は二階の
講座室でテレビによるライブ中継も行われます。

入場料は歴博入館料で(特別展が無い時は300円)楽しめるので、
一度お出掛けしてみては如何でしょう?


因みに落語の祖と言われるのは、『安楽庵策伝』(あんらくあんさくでん)
と言うお坊さんで、
1554年に岐阜市山県で生まれたと言われます。
斉藤道三、織田信長時代の戦国時代に生まれたのですね。
60歳を超えて『醒睡笑』と言う笑い話を書き始めて、
70歳で完成したとか!
それゆえ落語の祖と言われています。

『醒睡笑』の中に書かれている話の中には、今でも落語のネタとして
使われているものもあり、落語の書と言われています。


今日はその寄席の日でしたのでちょっと紹介です。


講堂に入る順番について説明をしています。



講堂に入場するのを待つ人たち。



入場です。



講堂内の舞台 高座風景。



今日の噺家。
直接本人を撮れないのでチラシで失礼!
本日の演者、江戸の三遊亭らん丈師匠。三遊亭円丈一門です。




ここでチョット一服!

2006-07-03 16:40:23 | Weblog
七月から、タバコの税金がまた上がりましたね。
愛煙家には辛い値上がり!
その分小遣いに影響かも。
でも、タバコを吸わない者にはなんら影響が無いので傍観です。(笑)

値上がりばかりではなくて、公共の場所での禁煙も当たり前になってきていますね。
所によっては歩きタバコも禁止で、ますます愛煙家は追い込まれてます。
自分ばかりではなく、周りの人も健康を害するかもしれないので、
この際思い切って禁煙に踏み切っては如何かな。( ^-^)/★,

と言う私も20年ほど前までは愛煙家でしたので、タバコ吸いの気持ちは
よく分かりますよ。

歴史博物館でも例外ではなく館内は全面禁煙。
職員やボランティアの中にも愛煙家が居ますが、
雨降りでも外の灰皿で吸ってます。
おォ~なんとも哀れな姿。ご同情申し上げます。o(*^▽^*)o


この煙、紫煙と書いて綺麗だが曲者。(^-^♪



館の警備員も冬でも雨降りでも暑くても寒くても、
喫煙の時は、吹きさらしの外で立ちんぼ!



でも、何を言われようと嗜好品は個人の自由。
雨にも負けず風にも負けず.......がんばれ~(笑)



アスカと花と散策