今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

起(おこし)宿のこと

2016-02-10 22:33:58 | 博物館
今回は、博物館でも一宮市の起歴史資料館を見学!

起宿は美濃路、木曽川の起渡船のある宿場町であり
交通の要所と言われ処でもあった。

そのことを少し知りたいと思い「一宮市尾西歴史民俗資料館」に行ってきた。
資料的にはそれほど多くないが、自分的にはちょっと興味のある展示物もあった。
別館として、国登録有形文化財建造物 の住宅もあり、家の中も見ることが出来て
良い雰囲気で見学できた。
何よりもほとんど来館者が居なかったので静かに見学できた.......館としては寂しいだろうが!
写真撮りはOKと言うことだったので遠慮なく........


一宮市尾西歴史民俗資料館  入って左に駐車場が6台はOKのようでした


資料館入り口


資料展示室入り口


資料展示室


美濃路を辿り起宿を通った享保の像の一行人形





象が木曽川を渡るのに舟2艘をつなげ、周囲を菰で囲んだという


お召船の屋形 藩と関係の深い人物用に使用した


船庄屋装束  大名などが来た時に着用した


舟橋  将軍、 朝鮮通信使、 8代将軍吉宗の生母等が渡るときに掛けられた橋
277隻の船を並べて掛けられたいう


起宿の模型


朝鮮通信使たちが来た時の記録簿


関札  宿舎に張り出されるもの 
伏見殿姫宮(紀州藩主の正室とか) と書かれている。  


旅の時に着る道中合羽等


旅に行く時の持ち物等


道中手形 


町場の商家風景


商家内の帳場





脇本陣  濃尾震災で倒壊後に再建したもの





脇本陣の玄関   建物に比べると意外と小さな玄関


脇本陣内の様子





ガラス窓を多用している。 当時の古いガラスをそのまま今でも......
外の縁を家の中から撮ったのだが その縁が波打ち歪んで見える。古いガラスの証拠


  


本陣と問屋場は空き地になっている