今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

たぬきの糸車

2014-11-25 11:18:24 | 博物館
小学一年生 国語の教科書には「たぬきの糸車」という物語が載っている。
             (岐阜県の教科書だけなのはわからないが)
綿の種を取り、その綿から糸車で糸を紡ぐという話で、たぬきの恩返しの物語。
その体験を希望する小学校の一年生を、岐阜市歴史博物館が受け入れている
その様子です。
この体験、来年2月 7、 14、 28 の各土曜日午後13:00~16:00に
「ちょっと昔の道具たち」の会場で行います。何方でも入館料だけで参加できます

岐阜市歴史博物館ホームページ
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破れ障子の穴から覗くという話そのままの設定。物語の紙芝居も見る。


今回体験する小学校の一年生


これから体験することの説明を受ける


体験会場に整列


最初に綿の話を受ける


顔の表情は見えないが、皆真剣に聞いている


糸車で糸を紡ぐ体験と、綿くり器で種取りに分かれる


糸紡ぎの体験


糸紡ぎのベテランボランティアが担当


慣れていないと簡単には糸に出来ない。結構難しい





こちらは種取 綿くり器の体験。結構簡単に取れるので驚く


先生も種取に挑戦


歴博物館に職場体験で来ている中学生も体験


種を取った綿をふわふわにするための弓うち。
この工程を経ないと糸には出来ない


ふわふわになった綿を見てここでも驚く







自主研修紀行

2014-11-12 22:38:44 | 博物館
岐阜市歴博物館ボランティアの知識向上、親睦を深めたりのために
時々自主研修を行っている。
今回は、希望者19人が参加して 10月28日に
三輪神社、真長寺、浄音寺、大智寺、根尾谷地震館の見学を実施した。
途中チョットした(でもないかな?)アクシデントもあったが、
予定より早く無事に帰ることができた。
その足跡をここに・・・・・

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朝、歴博の駐車場に集合。ほぼ時間通りに出発


最初の研修地.......三輪神社  1500年代に建立された神社





三輪神社拝殿の前には格子戸が付けらている。なぜだろう? 
今は仏像などの盗難が多いのでかもね。





三輪神社参道に立つ樹齢約400年の杉。天然記念物に指定されている


市指定の石庭や国重文の木造釈迦如来坐像がある真長寺


江戸初期に造られたという真長寺の石庭


真長寺、国重文の木造釈迦如来坐像が収まっている


上の建物に納らている国重文の木造釈迦如来坐像 (この画像は別の日に撮ったものである)


ここで少しアクシデントが........残念ながら住職の話が聞けなかった


次目的は、落語の祖の安楽庵策伝ゆかりの寺院 浄音寺。塔の横の寺


浄音寺


浄音寺


次は大智寺


この大智寺の隣には松尾芭蕉十哲の一人 各務支考が住んだという「獅子庵がある


県指定の天然記念物 ヒノキ 


大智寺住職による説教を聞く





各務支考が住んでいたという獅子庵。新しく建て替えられた


獅子庵


獅子庵の中は、普段は開放していない


最後の目的 根尾谷断層の見学


地震による6mの断層を見ることができる





地震などのメカニズム等が分かるように展示してある


電磁式地震計


地震による断層が残っている


上の画像の続きの断層。道路によって分断されているが


地震の体験。震度7クラス


これで今回の研修紀行は終了です。予定より早く帰りました。



鋳物の世界

2014-11-05 12:26:47 | 博物館
岐阜市歴史博物館の二階特集展示室では、
「世界の鋳物」展を開催しています。

鋳物・・・・
弥生時代ころから始まったと言われる、金属を溶かして型に入れて造られる鋳造品。
溶かした金属を砂で造った鋳型に流し込んで作り、比較的複雑な型も造ることができる。
鋳物は表面に錆ができるが、その錆のお蔭で内部まで腐食しないので丈夫で長持ちする。

アルミ鋳物
ステンレス鋳物
青銅鋳物 (砲金ともいう)  ほか!
12月21日まで

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特集展示室の様子





鋳物造りに鉄などを溶かすために炉に空気を送るフイゴ。
昔は人力で行われていた。その模型。





天秤の分銅


炭火を入れて使うアイロン


弥生時代に造られた銅鐸 模型


銅鐸を造るための鋳型 模型


大釜


銅貨と銀貨