3月24日~5月14日まで歴史博物館の特集展示室で、
日本刀を展示しています。
『美濃刀と美濃彫』と題しての展示ですが、室町時代以降の
戦乱の世の中では刀の需要が増し、美濃地方でも多くの刀鍛冶を
抱えて実用的な美濃刀を作られました。
その後、世の中が安定してくると刀の需要が減って、刀工達は
全国に散らばっていき、江戸時代になると刀の装飾『美濃彫』として
小柄、目貫、笄と言った物を作られるようになった。
今では展示会やテレビ以外ではあまり見られなくなった
刀、装飾品(刀装具)等を載せました。
詳しく見たい方は歴史博物館での展示をご覧下さい。
因みに、日本刀は刃長60センチ以上が刀(打刀)
60センチ~30センチが脇差
30センチ以下が短刀
刀にちなんだ言葉は今でも意外に多いものです。
★相槌を打つ
★反りが合わない
★折紙付き
★土壇場
★切羽詰る
★元の鞘に納まる
★鎬を削る争い
★鐔競り合い
★鞘当て
★おっとり刀
★探りを入れる
等々他にもあると思います。
来館者に説明する出来るように研修中のボランティアです。
講師はもちろん刀の好きな学芸員です。
展示中の一部です。
小柄(こづか)
上の段の刀の鞘には模様が付けられている小柄が差してある。
下の段はその小柄を抜いている状態です。
小柄の反対側には、笄(こうがい)が差してあります。
笄とは、髪を整えるためのようですが、実際は装飾品とか。
鐔(つば)には、笄、小柄を差す為の穴があいてます。
この画像の刀のように、笄、小柄の両方を持っているのは珍しいのかも。
鐔にも金細工で装飾を施してます。
縁頭(ふちがしら)は柄(握り部)の前後。
目貫(めぬき)は柄の部分の中ほどにつける。
本来は目釘(刀を柄に固定する竹釘)を隠すものですが、
実際は装飾性の高いものです。
赤丸の中が縁頭。(鐔の方側が縁)
青丸の中が目貫。
切羽。
鐔が動かないように柄との間に挟む金具のことです。
アスカと花と散策
日本刀を展示しています。
『美濃刀と美濃彫』と題しての展示ですが、室町時代以降の
戦乱の世の中では刀の需要が増し、美濃地方でも多くの刀鍛冶を
抱えて実用的な美濃刀を作られました。
その後、世の中が安定してくると刀の需要が減って、刀工達は
全国に散らばっていき、江戸時代になると刀の装飾『美濃彫』として
小柄、目貫、笄と言った物を作られるようになった。
今では展示会やテレビ以外ではあまり見られなくなった
刀、装飾品(刀装具)等を載せました。
詳しく見たい方は歴史博物館での展示をご覧下さい。
因みに、日本刀は刃長60センチ以上が刀(打刀)
60センチ~30センチが脇差
30センチ以下が短刀
刀にちなんだ言葉は今でも意外に多いものです。
★相槌を打つ
★反りが合わない
★折紙付き
★土壇場
★切羽詰る
★元の鞘に納まる
★鎬を削る争い
★鐔競り合い
★鞘当て
★おっとり刀
★探りを入れる
等々他にもあると思います。
来館者に説明する出来るように研修中のボランティアです。
講師はもちろん刀の好きな学芸員です。
展示中の一部です。
小柄(こづか)
上の段の刀の鞘には模様が付けられている小柄が差してある。
下の段はその小柄を抜いている状態です。
小柄の反対側には、笄(こうがい)が差してあります。
笄とは、髪を整えるためのようですが、実際は装飾品とか。
鐔(つば)には、笄、小柄を差す為の穴があいてます。
この画像の刀のように、笄、小柄の両方を持っているのは珍しいのかも。
鐔にも金細工で装飾を施してます。
縁頭(ふちがしら)は柄(握り部)の前後。
目貫(めぬき)は柄の部分の中ほどにつける。
本来は目釘(刀を柄に固定する竹釘)を隠すものですが、
実際は装飾性の高いものです。
赤丸の中が縁頭。(鐔の方側が縁)
青丸の中が目貫。
切羽。
鐔が動かないように柄との間に挟む金具のことです。
アスカと花と散策