今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

洛中洛外図屏風を見る

2015-04-24 21:11:53 | 博物館
岐阜市歴史博物館の2階特集展示室では、洛中洛外図屏風を2本展示しています。
一本は岐阜市歴史博物館本、もう一本は他の屏風で、描かれてる内容はほとんど同じようだが、
比較すると面白い違いが見られる。
描かれている違いを比べながらじっくりと鑑賞すると面白い!

洛中洛外図とは? = 16世紀ころから描かれだした、京都の街中や風俗等。
また季節の行事等が描かれている、6曲一双の屏風の事である
織田信長から上杉謙信に贈られたと言われるのが国宝の上杉本、その他6本が重要文化財。
その他には相当数の洛中洛外図屏風が存在している。

尚 今回の展示屏風は17世紀の中頃と後半に描かれたものである。
    5月31日までの展示です

岐阜市歴史博物館ホームページ
アスカと花と散策 当ブログ管理人のホームページ
別ブログもどうぞ 「楽しくデジカメで記録を......」

岐阜市歴史博物館本の洛中洛外図屏風


中心に描かれている二条城。
窓から行列を眺める人物、真ん中に居るのが3代将軍の家光の幼少のころではないかと言われる図








庶民の生活を描いている。屏風には多いのでは数千人の人物が描かれている。





大抵の屏風に描かれている方広寺


三十三間堂


清水寺の舞台  以上が岐阜市歴史博物館本


以下の屏風は光明寺本


二条城に入場する天皇が描かれている





五条大橋


庶民の生活の様子


当時の髪の様子、着物の柄等風俗が参考になる





方広寺 描かれている人物等は朝鮮通信使の一行等と思われる

左に小さく描かれてるのは西芳寺(苔寺)


西本願寺


腰に刀を差しているのは町民ではないだろうが、皆と踊っている


清水寺の舞台   以上が光明寺本