今、歴史博物館が面白い!

岐阜市の歴史博物館は体験も出来て楽しいところですよ。

変形提灯と摺り込み

2018-09-13 18:56:01 | 博物館
岐阜市歴史博物館で開催していた特別展『竹の造形・和紙の彩』展は、
9月9日 好評のうちに終了しました。
その最終の9月8,9日の2日間に提灯作りの実演が行われた。
変形提灯作りと、岐阜伝統工芸士による提灯に貼る和紙に模様を入れる作業で、
今回の特別展は普段見られないプロの技を見られた良い展覧会であった。と思う。


変形提灯作りの説明をしている


外国人も興味津々


変形提灯の色々の写真


変形提灯でも四角形の提灯はまた作り難いと言う


提灯の型枠を組み立てるところから......





提灯の骨組みになる竹ひご   太さは1ミリちょっととか
国産の竹ひごは手に入り難い。今は外国産なので質の面で.......


竹ひご 太さは1・何ミリ(正確な数字は忘れました) これ以上でも以下の太さでは無理とか! 


その他の付属の部品


竹ひご巻きから始まる


変形提灯は角があるから竹ひごを巻くときはちょっと神経を使うらしい


中腰で巻くときもあるとか


竹ひごをほぼ巻き終わった状態





巻き終わった提灯に和紙を張った状態   変形提灯はこれで終了。


次は、伝統工芸士による和紙に模様を刷込む様子



岐阜提灯の伝統工芸士の証


提灯の和紙に摺る木版


木版のアップ画像 細かい模様が見える


提灯に貼る和紙の綴り。これで約300枚とか!


一枚づつ模様を摺る伝統工芸士の.......


刷込む手元


色々な模様の入った提灯  この絵には80色から100色の色が使ってあるとか








多くのギャラリーが.....  これで今回の特別展『竹の造形・和紙の彩』は終了です


蛇の目和傘のカガリ!

2018-09-06 15:32:08 | 和傘
岐阜市歴史博物館の特別展『竹の造形・和紙の彩』は間もなく終了します。(9月9日まで)
その中のイベントでは、提灯、和傘等の実演が行われているが、
今回の画像等は和傘の「特に蛇の目傘」の小骨を彩るカガリの実演を紹介します。
若いお嬢さんたちが和傘店を営んでいて和傘の製造をし、
最後の仕上げに,カラー糸で小骨にカガリ模様を施すまでの工程を行っています。
和傘全盛のころは製造をほとんどが分業で行っていたようです。
今回の特別展、最後の実演は9月 8. 9日 10:00~16:00まで変形提灯作りの実演です。


和傘カガリの実演中








小骨に開けられた小さな穴に糸を通すし編んでいく



































これが完成品です。一本カガルのに40分から1時間(大きさにより)掛かるそうです


カガリの目的は、飾りということもあるでしょうが、骨を丈夫にする目的もある


ギャラリーが多いとやりがいがあるでしょうね !(^^)!





坊やは和傘が珍しいでしょうね


傘を開いた状態でカガルが、傘を半分閉じるとカガリは緩む。