超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

村上春樹の創造性

2015-08-30 05:01:43 | Weblog
作用と反作用の法則は、自己同一である。
作用と反作用は、意識の対称性である。

         *
自我を追及すると、寂しさが結晶する。

寂寥感や喪失感を意識の主体とすると、自我が結晶する。
村上春樹の文学は、このようにして独自の文学を作った。

*
寂寥感や喪失感を主語として、自我を述語とした。
情緒を主語として、文学を述語とした。

          *
通常の反作用を主語として、作用を述語とした。
結局、反作用と作用を自己同一化した。

*
曖昧な意識から愛を結晶する。
曖昧と愛を自己同一化した。

それは愛と失恋を自己同一化することである。
このような文学は、かってなかった。

          *
意識の対称性を自己同一化した。
愛は失恋であり、失恋は愛である。

愛と失恋を自己同一化した。

*
こんな文学は、この世に無かった。

意識の軌跡を文学化した。

         *
アメリカ文学を情緒化し、その情緒を文学化する。
日本とアメリカを自己同一化した。

*
それは何処の国でも成立する。

左脳と右脳を自己同一化した。
これは文学新世界である。

やがてこれが世界標準となる。
村上春樹は、文学を進化させた。
文学を新次元に創造した。
証明終わり。

コメントを投稿