「木曜日にはココアを」に続く
青山美智子さんの作品
前作同様
読んでいてほっこりし
癒されました
1 月曜日の抹茶カフェ
26歳の美保
ついてないことばかりと
落ち込んで行ったカフェが月曜の定休日
やっぱりついてないと思ったら
一日限定の抹茶カフェがオープンしていた
そこでの素敵な出会い
2 手紙を書くよ
夫婦の仲がぎくしゃくして
仲直りのために
夫は妻のお気に入りの
宇治抹茶のティーバックを買おうと
カフェに行ったら「CLOSE」
がっかりしていたら
近くにランジェリーショップ
そこの店長を蜘蛛から助けたことによる出会い
妻との関係を気づかされた
妻へのラブレター書けるといいな
3 春先のツバメ
前の話に登場したランジェリーショップ店長の
挫折と成功までの話
4 天窓から降る雨
友人同士の佐知と光都(みつ)
温浴施設にあるレストランでの会食で
佐知は結婚してカナダに行く予定を
やめたことを打ち明ける
佐知は医療事務
光都は通販オペレーター
佐知は前の話のランジェリーショップで
下着を購入した客
5 拍子木を鳴らして
光都は京都にある和菓子屋の娘で
24歳
5年ぶりに実家に帰ってきた
仕事が忙しい両親に代わって
育ててくれたのは祖母
彼女の厳しさから逃げだしたくて
東京の大学を選んだ
仕事の傍ら
保育園や老人ホームで
紙芝居を読み聞かせている
何にでもケチをつける祖母
ずっと我慢してきたのに
つい反発してしまった
82歳の祖母と喧嘩別れをしたら
今度いつ会えるかわからない
82歳の相手じゃなくても
人はいつどうなるかわからないから
喧嘩別れは避けたいです
後悔しか残らないから
6 夏越しの祓
祖母のタヅの話
和菓子屋を息子夫婦に譲って隠居
嫁の働きで
インターネットなどを使った商売方法があたり
赤字続きだったお店は繁盛した
店に居場所がなくなり
孫の光都の教育に専念
厳しくしてしまった
自分の家の和菓子は身分を明かさず
デパートに入っている店舗で買う
自分のためだけのお菓子は
遠慮なく買いたいと
その店舗での客との会話
水無月というお菓子の意味を聞かれ
夏越しの祓と言って
暑気払いだった
昔は氷が高級品でお菓子を氷に見立てたと
その客の名前が水無月裕司
7 おじさんと短冊
この話の主役は猫
猫のお気に入りが古本屋の主人のおじさん
左の耳が聞こえづらいので
急に現れた車など
いろいろ怖い思いをしてきた
今はおじさんと一緒が
一番安らかな場所
8 抜け巻探し
前の話のおじさんは
吉原さんという名前
52歳の時に
脱サラして
古本屋を始めて10年
妻の富貴子は数学の教師をしていたが
退職して
今は公文教室で働いている
一度も口にしたことはないが
安定した会社員をやめて
古本屋を始めた事で
妻は自分との結婚を
後悔しているのではと
ずっと思っている
妻から脱サラした時の本心を聞かされる
良かったなあって思っていた
サラリーマンの時は
無理をしていたのが分かったと
今日は「下鴨納涼古本まつり」
そこにやってきたカップル
男性の方があるマンガに興味を持ったが
彼女に遠慮して買わないで去った
でもしばらくして一人で戻ってきて購入
9 デルタの松の樹の下で
前の話のマンガを買いに来た青年
大学生か
その時の彼女には
交際一か月でふられたと
青年の名前は孝晴
つきあっている間
ずっとビクビクしていた
気に入られる自分であろうとして
自信の持てない相手に
必死になっていた
サークルの仲間にも
バカにされないようにと
彼らは三角形の頂点なんだよと言う孝晴に
同級生の実篤は言う
体の向きを変えたら世界が一転する
こっち向けばそこが頂点だと
そこで孝晴くんは目が覚めた
みんなにバカにされることを
怖がるのは
今まで自分自身が
自分より成績の低いクラスメイトを
心のどこかで見下してきたから
ちなみに彼の通っている大学は
世間的には高学歴を誇れる名門校だって
たぶんあそこか?
その見事なアドバイスをくれた
実篤くんというのが
ユニークな人物
なんでもバケツに入れて
持ち運んでいる
すぐに取り出せるからと
(陰ではバケツと言われている)
周りを気にしないところ
うらやましい
こういう信念で生きてみたいです
10 カンガルーが待っている
これは一番最初の話の
抹茶カフェを経営するマスターの話
彼のことを話すのは
オーストラリア人のマーク
シドニーでインテリアの仕事している
マスターは画廊も経営しているみたい
マスターがオーストラリアに興味を持ったのは
小学校の同級生のチャコちゃんという子が
カンガルーと握手したいと言ったからなんだって
何がきっかけになるかわかりませんね
チャコちゃん
今後登場するのかな
11 まぼろしのカマキリ
この男の子は
前作「木曜日にはココアを」に
登場した家族だ
お母さんがキャリアウーマンで
お父さんが主夫をしていたんだけど
そのお父さんも描いていた絵が
売れだして多忙になってきた
そこでシッターとして
はなえさんという人が来てくれている様子
男の子はたっくんというんだ
ゆうくんとるるちゃんと
やってきた神社で
11月に大きなカマキリを見つける
宮司さんの生き物に対する
ちょっと難しい話
自分たちはみんなに生かされている
12 吉日
京都の老舗茶問屋
福居堂
東京に支店を開くことになった
任されたのは息子の吉平
彼は最初の話に登場
マスターの提案で
一日だけの抹茶カフェを開いた人です
抹茶カフェで
薄茶を点てるとき
Mの字を書くようにと説明したら
客である美保は
アルファベットが知られていなかった頃は
なんて説明したんですかと
その彼女に惹かれるものがあり
もう一度会いたい
そう思っていたら
東京支店オープンの日
開店と同時に入ってきたのは・・・
最後の解説は
小説クリエイターのけんごさん
ここで青山さんの小説は
連作短編ではなく
長編だという言葉に納得です
正月から師走まで
一年間
12話の話でした
青山美智子さんの作品
前作同様
読んでいてほっこりし
癒されました
1 月曜日の抹茶カフェ
26歳の美保
ついてないことばかりと
落ち込んで行ったカフェが月曜の定休日
やっぱりついてないと思ったら
一日限定の抹茶カフェがオープンしていた
そこでの素敵な出会い
2 手紙を書くよ
夫婦の仲がぎくしゃくして
仲直りのために
夫は妻のお気に入りの
宇治抹茶のティーバックを買おうと
カフェに行ったら「CLOSE」
がっかりしていたら
近くにランジェリーショップ
そこの店長を蜘蛛から助けたことによる出会い
妻との関係を気づかされた
妻へのラブレター書けるといいな
3 春先のツバメ
前の話に登場したランジェリーショップ店長の
挫折と成功までの話
4 天窓から降る雨
友人同士の佐知と光都(みつ)
温浴施設にあるレストランでの会食で
佐知は結婚してカナダに行く予定を
やめたことを打ち明ける
佐知は医療事務
光都は通販オペレーター
佐知は前の話のランジェリーショップで
下着を購入した客
5 拍子木を鳴らして
光都は京都にある和菓子屋の娘で
24歳
5年ぶりに実家に帰ってきた
仕事が忙しい両親に代わって
育ててくれたのは祖母
彼女の厳しさから逃げだしたくて
東京の大学を選んだ
仕事の傍ら
保育園や老人ホームで
紙芝居を読み聞かせている
何にでもケチをつける祖母
ずっと我慢してきたのに
つい反発してしまった
82歳の祖母と喧嘩別れをしたら
今度いつ会えるかわからない
82歳の相手じゃなくても
人はいつどうなるかわからないから
喧嘩別れは避けたいです
後悔しか残らないから
6 夏越しの祓
祖母のタヅの話
和菓子屋を息子夫婦に譲って隠居
嫁の働きで
インターネットなどを使った商売方法があたり
赤字続きだったお店は繁盛した
店に居場所がなくなり
孫の光都の教育に専念
厳しくしてしまった
自分の家の和菓子は身分を明かさず
デパートに入っている店舗で買う
自分のためだけのお菓子は
遠慮なく買いたいと
その店舗での客との会話
水無月というお菓子の意味を聞かれ
夏越しの祓と言って
暑気払いだった
昔は氷が高級品でお菓子を氷に見立てたと
その客の名前が水無月裕司
7 おじさんと短冊
この話の主役は猫
猫のお気に入りが古本屋の主人のおじさん
左の耳が聞こえづらいので
急に現れた車など
いろいろ怖い思いをしてきた
今はおじさんと一緒が
一番安らかな場所
8 抜け巻探し
前の話のおじさんは
吉原さんという名前
52歳の時に
脱サラして
古本屋を始めて10年
妻の富貴子は数学の教師をしていたが
退職して
今は公文教室で働いている
一度も口にしたことはないが
安定した会社員をやめて
古本屋を始めた事で
妻は自分との結婚を
後悔しているのではと
ずっと思っている
妻から脱サラした時の本心を聞かされる
良かったなあって思っていた
サラリーマンの時は
無理をしていたのが分かったと
今日は「下鴨納涼古本まつり」
そこにやってきたカップル
男性の方があるマンガに興味を持ったが
彼女に遠慮して買わないで去った
でもしばらくして一人で戻ってきて購入
9 デルタの松の樹の下で
前の話のマンガを買いに来た青年
大学生か
その時の彼女には
交際一か月でふられたと
青年の名前は孝晴
つきあっている間
ずっとビクビクしていた
気に入られる自分であろうとして
自信の持てない相手に
必死になっていた
サークルの仲間にも
バカにされないようにと
彼らは三角形の頂点なんだよと言う孝晴に
同級生の実篤は言う
体の向きを変えたら世界が一転する
こっち向けばそこが頂点だと
そこで孝晴くんは目が覚めた
みんなにバカにされることを
怖がるのは
今まで自分自身が
自分より成績の低いクラスメイトを
心のどこかで見下してきたから
ちなみに彼の通っている大学は
世間的には高学歴を誇れる名門校だって
たぶんあそこか?
その見事なアドバイスをくれた
実篤くんというのが
ユニークな人物
なんでもバケツに入れて
持ち運んでいる
すぐに取り出せるからと
(陰ではバケツと言われている)
周りを気にしないところ
うらやましい
こういう信念で生きてみたいです
10 カンガルーが待っている
これは一番最初の話の
抹茶カフェを経営するマスターの話
彼のことを話すのは
オーストラリア人のマーク
シドニーでインテリアの仕事している
マスターは画廊も経営しているみたい
マスターがオーストラリアに興味を持ったのは
小学校の同級生のチャコちゃんという子が
カンガルーと握手したいと言ったからなんだって
何がきっかけになるかわかりませんね
チャコちゃん
今後登場するのかな
11 まぼろしのカマキリ
この男の子は
前作「木曜日にはココアを」に
登場した家族だ
お母さんがキャリアウーマンで
お父さんが主夫をしていたんだけど
そのお父さんも描いていた絵が
売れだして多忙になってきた
そこでシッターとして
はなえさんという人が来てくれている様子
男の子はたっくんというんだ
ゆうくんとるるちゃんと
やってきた神社で
11月に大きなカマキリを見つける
宮司さんの生き物に対する
ちょっと難しい話
自分たちはみんなに生かされている
12 吉日
京都の老舗茶問屋
福居堂
東京に支店を開くことになった
任されたのは息子の吉平
彼は最初の話に登場
マスターの提案で
一日だけの抹茶カフェを開いた人です
抹茶カフェで
薄茶を点てるとき
Mの字を書くようにと説明したら
客である美保は
アルファベットが知られていなかった頃は
なんて説明したんですかと
その彼女に惹かれるものがあり
もう一度会いたい
そう思っていたら
東京支店オープンの日
開店と同時に入ってきたのは・・・
最後の解説は
小説クリエイターのけんごさん
ここで青山さんの小説は
連作短編ではなく
長編だという言葉に納得です
正月から師走まで
一年間
12話の話でした
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