診断名がついていない子が、
軽くでも軽度発達障害があった場合、
親にすれば、周囲に分からなければいい、大きな問題さえ起こらなければいい
と捉えがちです。
が、本人にすれば、
さまざまな場で、とにかく誤解を受けます。
悪く取られたり、性格がひねくれている、他人をバカにしている、聞いてない、直す気がない、反抗的、などと注意を受けます。
子どもに問題があるのなら、しつけるのは当然、叱る、謝らせる、態度を改めさせるのは当然とおっしゃる方がいます。
それはそうなのですが、問題は、「誤解」がある点なのです。
それと、大人が問題を直させようとしてするアドバイスが、発達障害の子にとっては、間違っているし、役に立ちません…
まちがった指摘をされ続けた結果、
周囲の大人も自分自身も、
本当に当てにならない信用できないものになってしまいます。
誤解というのは、こうした例で例えられます。
目が悪い子が、後ろの席で授業を受けているため、成績が下がってきたとします。
そこで、「気合を入れてがんばりなさい」と叱っても、
ノートをきちんとつけていないことで注意しても、
問題は解決しませんね。
メガネをかけるか、前の席に変えてもらい、
本人が抱えている機能の問題を解決して初めて、
やる気といった心の問題や、
ノートの取り方といった 他の子と同じ指導ができるのです。
診断名がつかない子でも、
発達障害への対処法をしたとたん、
上の例でめがねや席替えをした場合と同じように、
それまでの問題行動がすっかりなくなったりします。
また、それまでずっと成績が悪かった子が、
どんどん伸びはじめたりします。
それと何度も書いているのですが、
発達障害の子には、欠点の分だけ 長所があります。
間違った指導で自信をくじかれるのではなくて、
正しい問題解決の方法を教えてもらって、ハンディーを少しでも克服して、
自分の才能を発揮していきたいはずです。
治療を受けて、良くなりたいから病院に行っているのに、
怪しい民間療法ばかり処方されたり、
心の問題ばかり指摘されたのでは困ってしまいますね。
発達障害について、まだよく理解されていないために、
ハンディーを持った子たちは、大人たちからそうした思い込みからくる
扱いばかり受けて、2次障害を起しています。
これから発達障害の問題が、多くの方に正しい理解をされる
ようになることを願っています。
もう少しくわしく、発達障害への支援と2次障害への対応について
しりたい方は☆NPO京都ハートネットワークの記事も読んでみてくださいね。
web拍手を送る
軽くでも軽度発達障害があった場合、
親にすれば、周囲に分からなければいい、大きな問題さえ起こらなければいい
と捉えがちです。
が、本人にすれば、
さまざまな場で、とにかく誤解を受けます。
悪く取られたり、性格がひねくれている、他人をバカにしている、聞いてない、直す気がない、反抗的、などと注意を受けます。
子どもに問題があるのなら、しつけるのは当然、叱る、謝らせる、態度を改めさせるのは当然とおっしゃる方がいます。
それはそうなのですが、問題は、「誤解」がある点なのです。
それと、大人が問題を直させようとしてするアドバイスが、発達障害の子にとっては、間違っているし、役に立ちません…
まちがった指摘をされ続けた結果、
周囲の大人も自分自身も、
本当に当てにならない信用できないものになってしまいます。
誤解というのは、こうした例で例えられます。
目が悪い子が、後ろの席で授業を受けているため、成績が下がってきたとします。
そこで、「気合を入れてがんばりなさい」と叱っても、
ノートをきちんとつけていないことで注意しても、
問題は解決しませんね。
メガネをかけるか、前の席に変えてもらい、
本人が抱えている機能の問題を解決して初めて、
やる気といった心の問題や、
ノートの取り方といった 他の子と同じ指導ができるのです。
診断名がつかない子でも、
発達障害への対処法をしたとたん、
上の例でめがねや席替えをした場合と同じように、
それまでの問題行動がすっかりなくなったりします。
また、それまでずっと成績が悪かった子が、
どんどん伸びはじめたりします。
それと何度も書いているのですが、
発達障害の子には、欠点の分だけ 長所があります。
間違った指導で自信をくじかれるのではなくて、
正しい問題解決の方法を教えてもらって、ハンディーを少しでも克服して、
自分の才能を発揮していきたいはずです。
治療を受けて、良くなりたいから病院に行っているのに、
怪しい民間療法ばかり処方されたり、
心の問題ばかり指摘されたのでは困ってしまいますね。
発達障害について、まだよく理解されていないために、
ハンディーを持った子たちは、大人たちからそうした思い込みからくる
扱いばかり受けて、2次障害を起しています。
これから発達障害の問題が、多くの方に正しい理解をされる
ようになることを願っています。
もう少しくわしく、発達障害への支援と2次障害への対応について
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