小1の広汎性発達障害の診断を受けている☆くんの
レッスンでの出来事です。
理科工作でハサミを使っている最中に、
手先をよく見ていなかったため、
ふたごのお姉さんの指を
少し傷つけてしまいました。
「痛い!」と指を押さえてうずくまるお姉さんに対し、
何事もなかったかのように☆くんは作業を続けています。
「大丈夫?」と心配する様子も、
謝る気配もありません。
私は少し厳しく、すぐに謝るように促しました。
すると、ふてくされて、「ご~め~ん~な~さ~い!」とぼそぼそ…。
その様子に、お姉さんを気づかう気持ちは読み取れません。
そんな☆くんを見ると、他人の痛みがわからない
ひどい子にも見えます。
しかし、実際の☆くんという子は、「心がきれい」という言葉が
ぴったりの子どもです。
ですからそんな出来事があっても、ふたごのお姉さんは☆くんが
好きでたまらず、何をするのもいっしょで、
☆くんのすることなすこと尊敬のまなざしで眺めているのです。
☆くんは、動物達や自然が抱いているのと似た
純粋さや、けがれのなさ、まっすぐさ、悪気のなさ、素直さ
を持っている子なのです。
こうした広汎性発達障害の子は、
その性質から、きょうだいやペットから強く愛されていることが多いです。
しかし、同時に、
先を読んで相手や自分に危険が及ぶことを避ける
という配慮が欠けていて、
トラブルが起こったり、相手に危害を加えてしまった場合にも
どのような態度を取ればよいのか、
どうした感情を一般的な人は抱くのか、
自分の態度が相手からどう見られているのか
まるでわからなかったりするのです。
悪気なくお友だちを傷つけてしまう子
自分のしたことの責任をどう取ればよいのかわからない子に
どのように接していけばよいのでしょう?
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レッスンでの出来事です。
理科工作でハサミを使っている最中に、
手先をよく見ていなかったため、
ふたごのお姉さんの指を
少し傷つけてしまいました。
「痛い!」と指を押さえてうずくまるお姉さんに対し、
何事もなかったかのように☆くんは作業を続けています。
「大丈夫?」と心配する様子も、
謝る気配もありません。
私は少し厳しく、すぐに謝るように促しました。
すると、ふてくされて、「ご~め~ん~な~さ~い!」とぼそぼそ…。
その様子に、お姉さんを気づかう気持ちは読み取れません。
そんな☆くんを見ると、他人の痛みがわからない
ひどい子にも見えます。
しかし、実際の☆くんという子は、「心がきれい」という言葉が
ぴったりの子どもです。
ですからそんな出来事があっても、ふたごのお姉さんは☆くんが
好きでたまらず、何をするのもいっしょで、
☆くんのすることなすこと尊敬のまなざしで眺めているのです。
☆くんは、動物達や自然が抱いているのと似た
純粋さや、けがれのなさ、まっすぐさ、悪気のなさ、素直さ
を持っている子なのです。
こうした広汎性発達障害の子は、
その性質から、きょうだいやペットから強く愛されていることが多いです。
しかし、同時に、
先を読んで相手や自分に危険が及ぶことを避ける
という配慮が欠けていて、
トラブルが起こったり、相手に危害を加えてしまった場合にも
どのような態度を取ればよいのか、
どうした感情を一般的な人は抱くのか、
自分の態度が相手からどう見られているのか
まるでわからなかったりするのです。
悪気なくお友だちを傷つけてしまう子
自分のしたことの責任をどう取ればよいのかわからない子に
どのように接していけばよいのでしょう?
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それはそうと、ADD?先生!ワタシャ、ギョギョギョとしています。塚口の整体といい、娘が中三と言い、多分1962年頃生まれといい、オマケニ今度は絵とくりゃ!こっちは書道だけどね。共通点が多すぎてびっくりだわ!
私の息子と☆くんが同じかどうかはわかりませんが、
息子も“謝りそこねて”結果トラブルに発展することがありました。
最初の頃、私は必死に謝り方を教えていました。
しかし、息子の様子を見ていて問題は謝り方だけにあるのではないことに気づきました。
彼はそもそも謝らなければならない原因(肩と肩がぶつかった、足を踏んだなど)に多くの場合気づいていなかったのです。
『周囲に注意を払う』彼にとってものすごく苦手な分野ですが、非言語でのやり取りを毎日の生活の中で遊びに組み込みそこが伸びるように取り組みました。
それと平行して彼が人とぶつかったときには「今ぶつかったよ」と謝る必要があることが今起こったことを伝えるようにしました。最初の頃はその次に「だから、」という行動へのプロンプトの言葉も添えていました。
現在、100%ではありませんが人とぶつかったときなど、自然なタイミングで「あぁ、ごめんなさい」この言葉が出るようになってきました。
そうそう、相手の表情によっては「わざとじゃありません…」という言葉を添えるときもありますよ。
障害を知らない人が見たら、身勝手でひどい子と誤解される危険もあります。何故危険かといいますと、いじめやスケープゴートの対象になりやすいのです。
ふたごのお姉さんは☆くんのことを好きで尊敬しているのを見て、☆くんは愛されている、理解してくれているのだなと思います。