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中国の教育事情と発達障害の子どもたち 1

2008-12-08 09:50:47 | 教育論
親子でのんびり家庭教育@チルドレン大学のアロハさんが、
NHKスペシャルの「激流中国」の映像を↑のブログの記事に貼ってくださっています。

この映像を見て、あまりにさまざまな思いが交錯していたため、
リンクをお願いしながらもうまく文章にまとめることができませんでした。


教育ブームが加熱している中国。
番組の舞台は、南部の公立小学校5年生のクラスです。

貧富の格差は拡大し、
親たちの学歴崇拝は高まるばかりです。

学校は、“成績至上主義”で、成績によって差別ともいえる待遇を平然とおこなっています。

学級委員は、クラスで一番頭の良い子が選ばれる。

遠足に行くクラスの班分けでは、子供達が成績順に班を決め、成績の悪い子とは同じ班になりたくない、と皆が言う。

子供たちは、
勉強する時間がなくなるという理由で、決められた当番をサボる。
学校が終わってから友達と遊ぶ時間はありません。

親の教えで、成績の悪い子とは遊ばない、と言います。


親は、子どもをひたすら勉強に追い立てて、身体的な虐待や言葉による虐待が、
愛のムチの名のもとに、まかり通っています。

勉強しないと、鞭で打たれる。

家では、常に親から「良い学校に入らないと就職できないから、勉強しなさい」と言われている。
良い点をとっても、もっと成績の良い子と比べて、小言を言われる。


子供たちの悲痛な叫び、悩みや苦しみが映像からあふれてきます。

次回に続きます。

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