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担任の先生の計らいで、親との話し合いの場を持った子供たち。
「いつも私を他人とくらべます。彼よりできない、とか言って…
みんな考え方が涙ながらに訴える女の子に、
母親は「親はわが子が優秀なことを望んでいます。
比べなければ自分のレベルが
どうやってわかるんですか?」と返します。
「ベストを尽くしているけど満足してくれない。
少しでも理解してよ。」と女の子。
「その前に自分はどうなの? 親の要求に応えているの?
少なくとも親を安心させて失望させないで」と返す母親。
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国の厳しい就職事情があるとはいえ、
競争社会の厳しさの中で、大人のエゴがむき出しになった
言葉が胸に刺さりました。
学歴崇拝、“成績至上主義”の世界で、
どの子にとっても厳しいものですが…
私が気になって仕方がなかったのは、
中国の
がんばろうにもハンディーを持って生まれた子たち、
障害児や発達障害児、軽度発達障害児たち…です。
どのような目で見られて、
どのような言葉を投げつけられて、
どのような扱いを受けているのか…
どのような思いで日々を過しているのか…
それを考えると、
言葉を失ってしまいました。
日本は、別の意味の就職難…(東大を出てもニートになるような…)で、
学歴崇拝の夢からは覚めてはいます。
けれど、一部にはビデオの中の中国の子どもたちと変らない生活を送っている
子たちもいるのは事実です。
また、日本の公立校であっても、
ハンディーを持った子に、みんなと同じようにできることや「普通」を求め続けるならば、子どもの側からすれば、
あなたは優秀ではない。
あなたは周囲の要求に応えてはいない。
あなたは親や先生を失望させている。
というメッセージを毎日浴びせられながら暮らしているのと
かわりがない気もします。
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実はこの映像を「ひどいな~」「え~」という声を期待して
息子にも見せたのです。
すると息子はさらりと、「さすがに小学校はこんなじゃなかったけれど、
中学と高校は同じようなもんだな~」という返事が返って来ました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
とにかく私立の特進クラスは、勉強の過酷さも、宿題の量も
半端じゃありません。
学校に夜の9時まで残って勉強している子たちもいますし、
大量の宿題と予習復習の合間は、副教科の提出物で忙しい…。
家で私もダンナさんも勉強、勉強と言うことはないけれど、
学校では先生に学力の優劣で人間の価値まで決め付けるような言い方をされることも多いらしい…です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_8.gif)
もう高校生…数年後、社会に出て行く息子と
現実の最近の就職事情(学歴で選ばれるわけでなくても、入社後、タフさで選別されますからね…
)を思うと、
こうした過酷さに負けない強さも必要なんだろうな…
と後ろから応援するしかない自分もいます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_lose_m.gif)
さまざまな思いが渦巻いた映像でした。
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『親子でのんびり家庭教育@チルドレン大学』には、
☆理想的な教育とはの中で、“成績至上主義”の問題点を確かな言葉で検証してくだっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
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…そんな教育は、子供の才能をつぶしているんじゃないのかな、と思います。
実際、世界の大学ランキングを見ても、トップはほとんどアメリカやイギリスの大学ばかり。
東大は19位に入っていますが、北京大学は50位(前回36位)と大きくランクが下がっています。
また、中国はなぜノーベル賞に縁がないのか、というコラムに興味深い記述がありました。
まず最初に受験教育が挙げられる。小学校から高校まで、さらには大学に入っても、さまざまな試験に絶えず追われる。楊振寧氏はかつて他のノーベル賞受賞者と共に中国で講演した際、「大学入試の最高得点者はいるか」との質問に、「中国の大学入試の基準に照らせば、われわれはみな落ちこぼれ。中高ではいつも上位10人より下でした」と笑った。
次に、学生の知識構成が偏っているという問題がある。中高での早すぎる文系・理系分け、高等教育での細かすぎる専攻分けによって、学生の知識構成は偏り、文系・理系の区分はまるで壁のように横たわり、多くの学生が与えられた庭だけで活動をするようになる。文理統合と学際性が現代科学発展の基調であり、狭隘な知識と専門性は学生の創造性の発展に影を落とす。これでは職人型の研究者を生むだけで、巨匠の出現は期待し難しい。
試験には常に解答がついています。
模範解答のない未知の領域を研究するには、試験対策ばかりしてきた人には困難なのかもしれません。
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みんな考え方が涙ながらに訴える女の子に、
母親は「親はわが子が優秀なことを望んでいます。
比べなければ自分のレベルが
どうやってわかるんですか?」と返します。
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国の厳しい就職事情があるとはいえ、
競争社会の厳しさの中で、大人のエゴがむき出しになった
言葉が胸に刺さりました。
学歴崇拝、“成績至上主義”の世界で、
どの子にとっても厳しいものですが…
私が気になって仕方がなかったのは、
中国の
がんばろうにもハンディーを持って生まれた子たち、
障害児や発達障害児、軽度発達障害児たち…です。
どのような目で見られて、
どのような言葉を投げつけられて、
どのような扱いを受けているのか…
どのような思いで日々を過しているのか…
それを考えると、
言葉を失ってしまいました。
日本は、別の意味の就職難…(東大を出てもニートになるような…)で、
学歴崇拝の夢からは覚めてはいます。
けれど、一部にはビデオの中の中国の子どもたちと変らない生活を送っている
子たちもいるのは事実です。
また、日本の公立校であっても、
ハンディーを持った子に、みんなと同じようにできることや「普通」を求め続けるならば、子どもの側からすれば、
あなたは優秀ではない。
あなたは周囲の要求に応えてはいない。
あなたは親や先生を失望させている。
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実はこの映像を「ひどいな~」「え~」という声を期待して
息子にも見せたのです。
すると息子はさらりと、「さすがに小学校はこんなじゃなかったけれど、
中学と高校は同じようなもんだな~」という返事が返って来ました。
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とにかく私立の特進クラスは、勉強の過酷さも、宿題の量も
半端じゃありません。
学校に夜の9時まで残って勉強している子たちもいますし、
大量の宿題と予習復習の合間は、副教科の提出物で忙しい…。
家で私もダンナさんも勉強、勉強と言うことはないけれど、
学校では先生に学力の優劣で人間の価値まで決め付けるような言い方をされることも多いらしい…です。
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もう高校生…数年後、社会に出て行く息子と
現実の最近の就職事情(学歴で選ばれるわけでなくても、入社後、タフさで選別されますからね…
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こうした過酷さに負けない強さも必要なんだろうな…
と後ろから応援するしかない自分もいます。
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さまざまな思いが渦巻いた映像でした。
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…そんな教育は、子供の才能をつぶしているんじゃないのかな、と思います。
実際、世界の大学ランキングを見ても、トップはほとんどアメリカやイギリスの大学ばかり。
東大は19位に入っていますが、北京大学は50位(前回36位)と大きくランクが下がっています。
また、中国はなぜノーベル賞に縁がないのか、というコラムに興味深い記述がありました。
まず最初に受験教育が挙げられる。小学校から高校まで、さらには大学に入っても、さまざまな試験に絶えず追われる。楊振寧氏はかつて他のノーベル賞受賞者と共に中国で講演した際、「大学入試の最高得点者はいるか」との質問に、「中国の大学入試の基準に照らせば、われわれはみな落ちこぼれ。中高ではいつも上位10人より下でした」と笑った。
次に、学生の知識構成が偏っているという問題がある。中高での早すぎる文系・理系分け、高等教育での細かすぎる専攻分けによって、学生の知識構成は偏り、文系・理系の区分はまるで壁のように横たわり、多くの学生が与えられた庭だけで活動をするようになる。文理統合と学際性が現代科学発展の基調であり、狭隘な知識と専門性は学生の創造性の発展に影を落とす。これでは職人型の研究者を生むだけで、巨匠の出現は期待し難しい。
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私のブログに、先生のブログから訪問されコメントを下さった方がいらっしゃいました。ご協力いただいただいたおかげで、多くの方に見ていただけて良かったです。
日本でも、進学校は勉強が過酷なのですね・・・。
先生も、結果を出そうと必死なのでしょうね。
映像の中で、算数の授業についていけなくて成績が下がった男の子に、先生や親が「もっと頑張りなさい」と言っているシーンがありましたが、勉強が分からない子にいくら頑張れ頑張れといった所で、分からないものは分からないままなのでは?と思いました。
教育に限らず、健常児であっても、障害児であっても、出来ないことはフォローをして手を差し伸べてあげられるような社会になって欲しいと思います。
親が、勉強で間違いがあっただけで耳をつねったり、「もう学校に行かなくていい」と脅したりと、見ていて典型的な駄目親ですね・・・。
厳しさだけでなく、優しさも必要だと思います。
ミスをしたら、頭ごなしに子供を否定するのではなく、何故間違ったのか?、どうすればこの問題は解けるのか?と粘り強く教えたほうが良いと考えています。体罰なんてナンセンスです。
勉強は楽しくなければ、長続きしません。強要させるより、自分でやる気を出させる方法、長続き出来る方法が良いと思います。大人の身勝手なエゴで子供達を苦しめるのは止めて欲しいものです。